京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

くりんちゃんが虹の橋を渡っていきました

2023-12-12 10:35:41 | 我が家の動物さん達

昨日(12/11)早朝、くりんちゃんが虹の橋を渡っていったと

くりんちゃんの里親になってくださった

アロマの卒業生であるYりんから連絡をいただきました。

2009年の12月22日深夜

まりんの散歩にでかけたとき、ちょうど家の前をでたところにある

ガードレールのカーブしているあたりをうろうろ彷徨っていたのが

くりんちゃんでした。

 

ここからは少し長くなりますが、

当時(2009年12月25日)私が書いたブログの内容をそのまま掲載させていただきますので

よかったら読んでいただければと思います。

それは12/22(火)深夜のこと・・・

まりんの散歩がいつもの時間より少し遅くなってしまって・・・

その日は雨上がりのとても寒い夜でした。

いつもの散歩コースを歩いているとなにやら黒い物体がウロウロウロ・・・

まりんが急にリードを強くひっぱりだし、ワンワンワン!!とすごい勢いで吠えたのです。

てんてんもまりんがひっぱるほうに走っていくと小さなわんちゃんが震えながらトボトボと歩いて

いたのでした。

「どうしたの?わんちゃん?」と声をかけるてんてんの足元にすーーっと寄ってきたわんちゃん。

首輪もしておらず、すぐに捨てられたわんちゃんだとわかりました。

しかしまりんがかなり興奮してしまい、(まりんはほんとにお姫様状態で育ててしまったため、

家族以外の人も動物も全くダメなのでした。)わんちゃんが震えているので、どうしようか?と思った

てんてんはとりあえずまりんの散歩を終えてまりんをお家に連れて帰り「またここに来るからね・・・

ちょっと待っててね」とわんちゃんに告げてその場を去ったのでした。

てんてんはこういう場面に初めてでくわしたので正直な気持ち「どうしよう・・・」という迷う気持ちが

あったのもの確かでした・・・。

私は急いでお家に帰り、まりんを置いたあともう一度そのわんちゃんがいた場所に戻って

いきました。

けれど・・・ほんとに数分しか経っていないのに周辺を探してみたのだけれどどこにも見当たりません。

「どうしよう・・・あの時まりんが吠えても躊躇せず連れて帰ればよかった・・・」

少し躊躇した自分の心の弱さを思い知りました。

心がとてもとても痛みました・・・。その痛みは本当に痛かったのです。

「わんちゃんがどうか無事でいてくれますように・・・」

そして今日・・・12/25

今日は夕方からまゆっちのお友達がお泊りにくるため、ケーキを焼こうと思って材料を

スーパーに買いにいきました。

そしてお家に帰ってきた瞬間に放送が流れたのでした。

(ここ桂坂は全世帯にセキリュティシステムが設置されており、様々なお知らせや緊急時の

お知らせ等が各家庭のスピーカーから流れるようになっているのです。)

ピンポンパンポン~♪

「12/23 ふれあい公園で小型犬のMIXのわんちゃんが震えているところを保護されました。

色は黒、足は茶色です。今、西京警察署で保護していますのでお心辺りの方は連絡

してください。よろしくお願いします。」と・・・。

てんてんはもうその放送がなった瞬間になにも考えることなく西京警察署に電話していました。

自分のわんちゃんではないけれど、12/22の深夜にそのわんちゃんをみかけてとても気に

なっていたこと・・・もしよかったら一時預かりの里親として引き取らせてほしいことを一気に

お伝えしていました。

そしてまゆっちと2人ですぐに西京警察署に向いました。

わんちゃんは身体が壊れてしまうんじゃないかと思うほどブルブルと震えていました。

お顔をみると・・まぁ~~~なんて愛くるしい顔をしているのでしょう・・・

一気に涙が溢れました・・・。

警察の方曰く、相当わんちゃんは傷ついているようでまだ若いのだけど身体の毛は本来

黒いのに頭部のあたりが少し白くなってしまっているのでした、

23日に保護されてからも震えが止まらず人間が近寄るとケージの奥の方に身体を押し当てて

こちらに寄ってこようとしないのだ・・と伝えてくださいました。

てんてんとまゆっちが「ごめんね~~大丈夫だよ~~大丈夫だよ~~」と数回声をかけました。

するとガタガタと震えながらもスーーーとてんてん達のいるほうに来てくれたのでした。

警察の方は「うわぁ!はじめて近づいてきた。」そういいながら噛まれないように手袋をはめて

ゆっくりと頭をなでられました。

警察にも数名わんちゃん好きの方がいらして、こうやって保護されてきた子を自分でひきとって

育ているんだ・・と伝えてくださる方もいらっしゃいました。

20分ほどかけててんてん達もようやくわんちゃんをなでることができました。

ほんとにうに可愛そうなぐらい震えています。

そしてお家に連れてかえってきてまずは身体が少し汚れていたので薔薇のシャンプーで

きれい~に洗ってあげました。

やはりまりんとあわせたところまりんがかなり激しくその子に襲いかかろうとしたのであわてて

小さなわんちゃんをアロマのお部屋につれていきました。あんな怖い顔のまりんは初めて

見ました。

そしてこちらがそのわんちゃんです。


どうですぅ~~もう~~~めっちゃ可愛いでしょ~~このうるうるおめめ・・・。

とっても傷ついているはずなのに、てんてんには「目の輝きが残っている・・」と感じました。

最初はほんとに全く震えがとまらなかったのですが、てんてんが夕飯の仕度をしている間に

まゆっちとまゆっちのお友達がとても優しく接してくれて震えも少しましになり2人にぴったり身体

を寄せるまでになってくれたのです。

人間を怖がっているようにも見えて・・・でもとてもひとなつっこさを感じるわんちゃんです。

やはりどなたかに最近まで飼われていたのでしょうね・・・。

さっそく仮名もつけてあげました・・・。

クリスマスの日に来てくれたので「クリス」 通称「くりちゃん」です。

くりちゃんは今、まあるいお座布団が気に入ってくれたようでそこにちょこんと座っています。

ご飯も完食してくれました。

無駄吠えもすることなく、(吠えることも恐怖で忘れてしまったのかな?)

くりちゃんのまぁるい純粋なくりくりおめめを見ているとほんとに自然と涙がごぼれます。

本当はてんてんのお家の子として迎えてあげることができたら・・・と思うのですが、事情があり

今はそれをどうしても叶えてあげることができません。

そこで・・・このブログを読んでくださっている皆様に心からお願いさせてくださいませ。

今・・・もし少しでも動物との生活を考えていらっしゃる方がいましたら・・・

またくりちゃんのお顔をみてビビビ!!っとご縁を感じてくださった方がいらっしゃいましたら

是非・・・このくりちゃんの里親さんになっていただけないでしょうか?

まりんも最初捨て犬ちゃんでした。

そのまりんとまりんの兄弟犬4匹を勇気を持って保護してくださり命をつなげてくださった

方がいらっしゃるのです。それは同じアロマの講師群馬校の小出先生です。

約1ケ月・・・その4匹の里親さんとしてお家で育ててくださり全てのわんちゃんの里親をみつけて

くださったのでした。

まりんと生活して・・・まりんをみつめていると・・・

もし・・・・あの時、まりん達が保護されず保健所行きになっていたら・・・と思うといたたまれない

気持ちになります。

まりんは本当に本当にいい子で・・・今では我が家にとってかけがえのない存在なのです。

まりんは生まれてほどなく捨てられた子でした。虐待等はなかったようですが、やはり捨てられた

という・・心に傷を持っている子です。

心に傷を持っている子は・・・また愛もとても深いように感じます。

皆様の中で動物との生活を考えていらっしゃる方がいましたら是非・・・一度くりちゃんとの

生活を考えてみてはいただけないでしょうか?

体重は小型犬なので5㎏っぐらいの女の子

素人判断ですが、テリア系、ミニチュアダックス、ミニチュアシュナウザーが入っているように

思います。

月曜日にくりちゃんをダクタリ動物病院に連れていって健康チェックをしていただこうと思っています。

またその結果報告はこのブログでさせていただきます。

くりちゃんも・・・まりんと同じようにとってもとっても愛深きこのように感じてなりません・・・。

どうか・・・どうか・・・みなさま・・・よろしくお願い致します。

2009-12-25 23:59:00 

この続きはもしよかったら、ブログの「カテゴリ」「我が家の動物さん達」に綴っておりますので

読んでいただけたら・・と思います。

そうそう、名前は「クリス」→「クリ」→最終的に「くりん」になりました😊

くりんちゃんを保護させていただいてから里親さんがみつかるまで約1カ月

くりんちゃんはアロマ部屋で過ごしました

くりんちゃんは本当にとても怯えていて、、とにかくずっと身体の震えが止まらなくて

私が抱っこしようとするとあの可愛い顔が一気に豹変して歯をむき怒り💢ました

なので、いっさいコチラからは手をださずに、、

私はひたすらアロマ部屋の床に座り続けました

そうすると、警戒しながらもくりんちゃんは少しずつ近寄ってきてくれて

すやすやと私の膝の上で眠るようになりました

↑ 私の膝の上で休んでいるくりんちゃん

少しずつ・・少しずつ・・くりんちゃんとの距離を縮めていきました

 

最初はなかなかトイレシーツの上でおしっこができず

アロマ部屋はくりんちゃんのそそうだらけでしたが

精油のレモングラスでスプレーをつかってお掃除すると

すぐにそそうの香りは消えてなくなりました。

まゆっちは今でもレモングラスの香りを嗅ぐと

「くりんちゃんの香り」といいます(*^。^*)

アロマのレッスンで生徒さんがおみえになると

↑ このように棚のせまいせまいところに入りこんでここでじっとレッスンが終了するのを待っていました。

↑ とても微笑ましい1シーン

ちょっとびびりながらもまりんとの対面です

まりんはものすごく怖がりなのに、

くりんちゃんに手をだすことは決してありませんでした

 

私が事務仕事をしているときはこんなふうに椅子に座ってじっとしてくれていました。

本当は我が家でそのままくりんちゃんを家族として迎えてあげたかったのですが、

今では信じられないのですが、夫がこのころはまだ動物さんが苦手な時期で

まりんのこともイヤではないけれど・・一定の距離を保っているような関係で・・

くりんちゃんを我が家の子にしたいのだけど・・とお願いしたのですが

「2頭同時にはどうしても無理」と言われて、泣く泣く里親さんを募集させていただくことになりました。

そのような中、冒頭にも書かせていただきましたが、アロマの卒業生であるYりんが

くりんちゃんの里親になってくださることを申し出てくださいました!!

Yりんは2人の息子さんがいらっしゃり、ご家族がすべて男なので、

女の子のくりんちゃんを迎えることをご家族揃って希望してくださいました。

とても暖かなご家庭を築いていらっしゃるYりんなので、本当にうれしかったです。

↑ くりんちゃんを里親に出す1日前

最後にまゆっちと3人でお散歩にいったときの様子

(まゆっち当時小学校3年生)

そして、くりんちゃんを保護してから約1か月後の1/28・・

無事、くりんちゃんは新しい家族のもとへと旅立っていきました。

↑ 里親さんになってくださったYりんに優しく抱きしめられるくりんちゃん

この時のYりんの優しいまなざしが忘れられないです

↑ まゆっち、、最後のお別れ・・ほんとは離れたくないよ~~

・・と涙するまゆっち・・。

↑ お見送りのとき・・なんだかくりんちゃんが

「ありがとうね」と言ってくれているようなまなざし・・。

涙・・でした。

あれからもう15年の月日が流れたなんて・・。

くりんちゃんは当時、Yりんが連れていってくださった動物病院の先生から

「推定4歳」と伝えられたそうです。

ですので、くりんちゃんは推定19歳となるご長寿です

ここまで大きな病気をすることもなく、、

もちろん老犬になってからは足が弱ったり、

お目目が白濁したりはありましたが

最期も穏やかな老衰で、、天寿を全うし・・

虹の橋に渡っていきました

くりんちゃんは実は何年前だったかなぁ?

これも随分前のお話なのですが、

Yりんが旦那さまのお母さまのところにくりんちゃんを預けられたとき、

くりんちゃんが脱走してしまったことがありました。

あの時のYりんは憔悴しながらもできることを精一杯されて・・

「くりんは強運の持ち主!!絶対みつかる!!」と信じて

捜索活動を続けられました

そして数日後・・なんと!!!!

くりんちゃんがみつかったのは、善峯寺のまだそれよりも上の集落で

くりんちゃんがうろうろしているところを保護してくださった方がいらして

くりんちゃんは全くケガをすることもなく、無事にYりんご家族のもとに

帰った・・ということがありました。

善峯寺といえば、私もこの間いったところですが・・

Yりんのお義母さんのお家からは相当な距離があります。

それに、ものすご~~~い坂道・・山道なのです。

あんなに小さな体で・・あそこまで行ってしまうなんて!!

しかも無傷で元気に帰ってくるなんて!!

くりんちゃんはかなりの強運の持ち主!!

そのときもまた「12月」だったのです。

私が保護したのも12月・善峯寺へ脱走してもどってきたのも12月

そして、この度虹の橋を渡っていったのも12月

なんだか不思議です。

まりんとほぼ1年違いで虹の橋を渡っていったくりんちゃん

お空で再会しているかな?

昨夜、Yりんのお宅にお邪魔させていただき

お花をお供えし・・くりんちゃんの肉体さんとお別れしてきました。

くりんちゃんの毛並みは素晴らしくふわふわで・・

とても安らかなお顏をしていて、

どれだけ・・どれだけ・・Yりんご家族に大切にしていただいてきたかが

手に取るようにわかりました。

哀しみの涙ではなく、、優しい涙がこみあげました。

Yりんには感謝してもしきれないぐらいです。

Yりんは毎日くりんちゃんと一緒にお布団で眠られていたとのこと・・。

Yりん、そしてYりんの旦那さま・・お2人の心優しい息子さんたち・・

ほんとうにほんとうにありがとうございました。

くりんちゃんはとても幸せんわん生だったです。

くりんちゃん・・出逢ってくれて、、ほんとうにありがとうね。

また・・いつか、、会おうね。

ありがとう。

Yりん・・ありがとう。

久しぶりにお話できて、、うれしかったヨ。

↑ Yりんの家族になってしばらくしてから送られてきた

くりんちゃんのへそ天画像・・うれしかったなぁ~~

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