敬老の思い

2005-09-19 23:57:38 | 折りに触れ思うこと

 敬老の日でした。
「高齢者顕彰式」「敬老祝賀会」又、自治体からは祝い金、祝い品、等
老人を敬う一日でありましたが、その規模も一頃に比べ縮小され、金品等の贈呈は取り止めになったところが多いようで、良い傾向だと思います。

 老人を人生の大先輩とし、その人間のパーソナリティーを全て容認しこれを尊敬する。それは私にとってはなかなか難しいものがありますが、深く考えず単に長年生きて来たと云うその形跡に、敬意を表すれば良いのだと理解しています。

 長寿社会と言いますが、この長寿と言う言葉・・・ながらえばことぶき。

 決してそうではありませんね。寝たきりのまま、認知症のまま、或いは孤独のまま、
様々な形で歳を重ねています。しかしせめてその終末には、長生きして良かったと感じる事が出来たなら、まさに長寿なのでしょうね。