平常心を保つこと

2008-05-18 19:08:00 | 折りに触れ思うこと

受診に付き添う私、
毎日薬を渡す私、
台所に立つ私、
出かけたり、部屋で休んでいる私、
どうやらこの私が親にとってはもう一人居るらしい。

〝いつも病院へ連れていってくれる人〟と言う。
私じゃないらしい。

〝みんな帰ったの?〟
〝さっき来てた人誰?〟
〝みんな何処へ行ったの〟
〝あんたは誰だった?〟

少し進行してきたようだ。

それでも私は容赦はしない、
ことごとく否定して、指摘する。

全部妄想だよ!
頭、おかしくなってきてるんだよ!

ひどいと思うでしょうけれど、
年寄りはしたたかだ。
認知症の親を不穏にさせてどうする?と思いつつも、
不穏になるのはいつもこっち。

勝ち気な親は語気荒く、
〝そんなことない!〟
〝絶対治してみせる!〟
そして素直な親は、
〝さっきごめんね!〟

最近は一こんな事の繰り返し、
一層怒りっぽくなった自分、鏡を見るのが嫌。

   さぁ~ バレーボールが始まった。
   昨日同様、頑張れ!にっぽん!