一人に一つずつ大切な命

2011-01-08 15:08:33 | 折りに触れ思うこと
昔読んだ「お前命がかわいそうじゃないか」という本に、確か野球の球が頭に当たり意識不明で運ばれた少年のことが載っていた。 医師達が〝これで吐いたら終わりだな〟と言っているのを意識不明の少年には聞こえていて〝僕は絶体吐くもんか〟と思った。と云う話だった。 世の中には生きたいと願う人間の方が、死にたいと願う人間より遙かに多いのは当然だ、けれども警察庁の発表によると毎年3万人以上の人が自殺をしている。 これは13年連続との事だ。 死にたいと思うのは彼等の脳で、実は臓器は生きたいんじゃないのかなとそんなことを考えてみた。 臓器移植、先日読んだ水嶋ヒロの小説「KAGEROU」もそのテーマだ。 現実として、社会には臓器提供がなくて、生きたくても生きられない人達がいっぱい居るのだから。 そう思って自殺と言う事を考えてみると正に「お前命がかわいそうじゃないか」だ。 

私の今日も、何となくどこがどうと言うこともないのに、昨日ほどではないけれど具合が悪い。 どうせ死ぬのなら一体私の臓器はどのくらいの値打ちが有るのか、査定して貰うのも良いかなとふと思った。
 
♪ ~あれも駄目 これも駄目 多分駄目 きっと駄目 ~ 
と言う査定結果だと思うけど、もしかしたら腎臓なんかはちゃんとしていて、思いがけず腎臓美人?かも知れない、掘り出し物か・・・・なんて

やはり体調が良くないと、思考も不健康になる。