人世終わるまで 荷物って背負ったままなんだ

介護者の虐待により肉親を死亡させてしまう事件は、圧倒的に女性より男性が多いと聞いた。　夫が妻を、息子が親をと言う事らしい。　日常的に暴力をふるうと言うのではなく、むしろ献身的な介護の果てと言うことの様だ。

いつもは聞き流せる言葉が、いつもは見逃せる行動が、たまたま心に引っかかり張りつめていた糸を切ってしまう事がある、プツンと・・・・

自分がやっている事にやり甲斐の無さを感じるときの虚しさは、ガクッと崩れるように力が抜ける。　

一人で抱え込まずとか
完璧にやろうとせずとか
どこかで力を抜いてとか
相談してとか
　　　　　　　　　　　　
専門家は云うけれど、　
そんな介護の決まり文句みたいなことは誰でも知ってるし、
だからってそんな事は、そうそう人には相談なんかしないものだ、余程でない限り。
出来る範囲で自分がやるしかない、きっとみんなそう思っている。

と、私は思うんだけど。

家の中に人手が複数有ると違うだろうし、
介護者自身の性格も方向性の違いになるだろうし、

様々、色々、諸々、多々　家庭の事情は秘密。