今どきの結婚式

2013-05-19 18:00:30 | 出来事

昨夜は結婚式に行ってきた。  結婚式なんて何年振り?と思い出そうとしても、最後に出席した結婚式が誰のものだったのかそれさえ思い出せない程の久しい事だった。  北海道の結婚式は会費制、それは変わっていないけれど、昔のように大勢の人で祝福する様式ではなくむしろ招待制に近い様な、シンプルで落ち着いた式だった。  「人前挙式」なるものは初めてで、何か自分が社会と繋がっていない「浦島太郎」みたいな気がした。   今や何事も多様化の時代で結婚式も、形式や格式にとらわれず様々なプランが有るようだ。

元職場の懐かしい顔がたくさん見れるかなと思っていたけど、施設長と新婦の現在の部署と元の部署から数名、退職者は私と友人だけだった。   彼女は才色兼備で他の若い職員とは一線を画すというか、周囲が羨望に似た近寄りがたい的な所があった風に見え、なんとなく一人だったような気がする。  私はプライベートで、たまに行くスナックへ誘ったり彼女が趣味で始めた三味線の発表会を見に行ったり、メールを交換したりして歳の離れた同僚だった。

結婚式の祝杯の発声が彼女の師、日本体育大学 日体大総合研究所の所長であり東京大学名誉教授だった。  
食べたことのないフランス料理のコースは私の貧乏舌には合わなかったけど、彼女の白い陶磁器のような美しい肌と真っ直ぐな形のいいスタイルは際立って美しかった。