いつまで経っても・・・・

2013-06-10 18:26:40 | 出来事

無計画によし行こう!と思い立ち、プイと出かけるドライヴは大抵国道236号線を走ってる。  方向音痴だし一人なので走り慣れた道が安心だ。  先日出かけた「紫竹ガーデン」も「真鍋庭園」も更に先の中札内村は「美術館」「六花の森」「花畑牧場」等、花や芸術にも触れられる街だ。  名古屋便が飛んでいた頃は別に出かける訳でもないのに帯広空港にも行った。  たまに病院や買い物の送迎を頼まれる友人宅も国道236号線を行く。  そして親が通った病院も・・・・

音更と帯広を分ける十勝大橋を渡るとすぐ国道236号線、病院は沿道にあるので嫌でも目に付く。  親が亡くなってからは見たくもない聞きたくもない目を背けて通る病院、どうせもう2度と来ることはないのだけれど。

今月からパートに出た私の勤務先、職員の健康診断があるので〇月〇日に行って下さいとの事だった。  指定された病院が・・・・・建物が目に入るのも嫌、名前を聞くのも嫌なその病院だった。  一瞬、胃の腑がヘナッとなった、何というか世の中は皮肉なものだ。  親が数十年通った病院、行くとみんな声をかけてくれて良くしてもらった、外来診療では。  でもあそこは入院をする病院ではなかった。 

今朝、仕事を終え帰ってからずっと気が滅入って仕方がない。  月に一度の受診の様子が事細かく思い出された。 亡くなってまだ半年、何もかも思い出は鮮明だ。  明日の運勢に「クヨクヨするだけ損と云うもの。いざとなれば何とかなる。 安心せよ」 とあった。  こんなものでも、ああ~そうだな~そう思うことにしようなんて、すがりたい思いがするのだ、情けないけど。

                                                                                                                                     鍋ヶ滝(熊本県阿蘇郡)

十勝も初夏らしい天候が続き、窓を開けると気持ちが良い。  暑いから花なんか良いのにと思いながらもやっぱり花を買って墓へ行く。   今日も又昨日の花がお水を欲しがっているだろうと墓へ行った。  少し萎れていたけれど、水を取り替えたら元気になった。  隅っこに植えたプリムラは、昨日はもう枯れて駄目だと思ったけど水をいっぱいかけて来たので、今日は花をつけていた。  お墓が近くて良いけれど、近すぎて気にかかる。