川崎市の老人施設での虐待はひどい! 認知症の老人に対等に腹を立て、そして優位に立って虐待をする、 何を勘違いしてるんだろうと思う。
自分が仕事に就いていた頃、最初は「軽費老人ホーム」からだった。 機能が自立している人しか入れない所なので何の介助も必要がなかった。 13年程の後、車椅子さえ押したこともない様な所から「養護老人ホーム」へ人事異動となった。 「特別養護老人ホーム」とは違い重度の人はなく、一部介助や見守りなどが必要とされる入所者の施設で当時は夜勤ではなく仮眠もとれる当直勤務の体制だった。
始めての当直の時、事情があって受け入れていた車椅子生活で認知症の女性のおむつ交換に入った。 手際が悪くて汚れをコンパクトにまとめる事が出来ず、何度もあっち向かせこっち向かせ、手数が多い分汚さなくても良い所まで広範囲に汚してしまう。 時間ばかりがかかり汗だくで奮闘している私にその人が一言云った、「あんた!誰か呼んどいで!」
「ごめんね、私しかいないんだわ」可笑しいし気が急くし・・・・・忘れられない当直だった。 それにしても何と的確な言葉だろう、「なにやってんのさ!」とか「早くして!」ではなく、「あんた!誰か呼んどいで!」 見るに見かねたんだろう
朝、ミーティングでその事を云うとみんな可笑しすぎると大笑いだった。 たくさんの色々な経験をしたけれど、私の中でこの経験が一番好きなのだ。
今日 霧の朝だった