目覚めると部屋の空気が冷たい。 少し先の枕元までほふく前進の様に這い出て小さなストーブに火を点ける。 火力全開になるので再び前進して調整し、少し布団にもぐったままじっと待つ、仕事の朝はこんなだ。 紛れもない朝なのに外は闇の中、こんな季節が大嫌いだけど、それでも昇る朝日は大きくて家々を照らし茜色に染まり、一歩外へ踏み出した私の気持ちにも活力を与えてくれる。 10月ももう今週で終わる、いつも何もない日常だけどここ最近はちょっと色々あったし体調もイマイチだしいつになく用事で出かける事も多かったこの月だ。
昨日は、尾道に住む叔父から柿が届いた。 大好きな北海道のジャガイモを贈ったお返しだけど、このひと箱の西条柿をどうしてくれようと困ってしまうのだ。 昨年は立派な梨、一昨年はこれ又立派な葡萄を贈ってくれた。 柿は以前にも戴いたけど40個も入ってるし結構痛んでいる。 痛んだものだだけ別にして残りも二袋に分け冷蔵庫へ、本当は重ねない方が良いのだけれど保存のしようがない。 柿は「おけさ柿」が大好きで、出回る限られた短い期間いつも購入している。 冷蔵庫にまだ残っているし、今週も届く様に注文している。 さてこの西条柿をどうしたものか誰にあげようか・・・・・・・まるで対局の様に腕組みし一手を思案中。