夢をみて

明け方近く、あなたの夢をみて、
そのままあなたにあっていたかった。

目が覚めて、切なくて、


あなたにメールを打つ。


すぐに戻ってきたメールは、エラーメール。

あなたのBOXはもうない。



静かに、緩やかに、わかってはいたのだけど、

どうしていいのかわからない私が、
闇の中の部屋の角を見つめながら、

朝が遅くなった。

そんなことを考えていた。




電話が繋がらなかったら・・・


そう思うと、
恐くて電話をすることもできない。




長く長く、静かに、
あなたは私を支えてくれたけれど、
あなたは、静かに、
長く長く透明になろうとしているのかもしれない。



一人で立っていられるのかな。



そう、あなたに向かって呟いてみる。