あめのおと

しとしと降り続いている雨

裏の畑のビニールシートに当たり
パラパラと一定のリズムを刻む

遠く海鳴りの音をとらえ

その間を、夜行列車が走る音と

すべての音が重なる

耳に残るのは

遠く引き込まれるような海鳴りの音


その音をききながら
また眠りの中へと落ちていく