朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

中途半端

2007-07-27 18:07:51 | 徒然に
書いたいことの途中で、仕事が挟がったり(仕事しながらブログ書き込み?)、
書いたものが途中で飛んでしまったり、
そんな繰り返しが、どうも書き込む気分をゲンナリさせる。

やろうと、やらなくてはいけない仕事の途中で、
違う仕事が挟まり、
それに思いのほか手間取り、仕事が片付かないまま事務所を後にする。
週末も手伝って(休みはないけど)、なんだかとっても重たい気分。




書いておきたいので、前の話しの続を・・・

『思考』


「物を考える人(本を読んだりして)は、物事を自分の中でその思考によって処理してしまうのですよね。」
と久々にカウンターを挟みながら兄ちゃんとの会話。
亭主を野放しにしてあることについて、
私の感情はどうなのかと言うことからはじまった。
「そういうことに対して、本当に平気なんですか?」
そう問われ、間髪いれずに
「なんとも思わない。」
と答えた私。
「それもすごいなぁ。」
なんていわれ、どうんなもんかなんて思いながら、
この20年の夫婦の駆け引きを思い描く。
「愛情が欠落しているのか、そういうことに関しての感情が欠落してるのよ。」
そう答える。
「るなさんは、逆にそういうこと(浮気)しないのですか?」
「しない。」
これも即答。
「今まで一度もないのですか?」
「ない。」
これ以上は答えにもならない。
ないものはない。
「即答というのも、すごいなぁ。」
男と女の違いもあるのかもしれない。
「もしも、そういうことをしたら、自分の中に負のものを持たなくてはならなくなるから、絶対にしない。」
「う~~ん。」
カウンターの中で手をうごかしながら、
なんとも複雑な顔の兄ちゃん。
「そういうことが好きじゃないのよ。」
以前、そんな話しもしたことがあった。
(男と女なんだから、体を重ねて愛情と確認することが好きな人。ただ愛欲に溺れる人。私はどちらでもない、もっと精神の深い部分で繋がっていたい、繋がりたいと願う。そういう人との出会いは一番難しいものだと思う。)
それを思い出してくれたのか、何となく納得顔の兄ちゃん。
「そういうことがすきな人っているじゃないですか。」
「そうね、ただSEXだけを求める人とか、それを否定する気持ちは何もないの。そう言う人は、そういうことをすれば言い訳でね。」
「お金を出して処理するとかね。」

私は、空しさを感じるが。。。
(夫婦生活においても。振りをするけど、どうやって思って独りよがりの自分だけが気持ちよく処理できればいいとしか捕らえられない。悲しさがある)

「どこをどう持って、浮気と判断するかっていうことも。」
「そう、手を繋ぐと浮気?キスすると浮気?SEXすると浮気?どこに基準を置くのかはその人の判断によるわよね。」
「そうなんですよね。」
「そう考えるとね、体の関係とプラトニックな精神のつながりとどちらが重いかってことにもなってくるじゃない。」
「そうですね。でも、思考って人からは見えないわけで、その人の中で思うものでしょ。」
「何もそこで始まっていないから、終わることがないのよ。」
「そうですよね。」
「終りがないから、思い続けることができる。」
「自分の中で思うことは、人にはわからないわけじゃないですか。」
「そうなのよね。」
「体だけのつながりならば、そのを解消すればすむことで。思考ってまた違いますよね。」
罪を問うのは間違っている。
「るなさんや僕もそうですけど、自分の頭の中で思考する人って、正当化するというか、そう言う感情を処理してしまうところがありますね。」



さてさて、それは何を意味するのかな・・・(笑)



思うだけならば、誰にも迷惑をかけるわけでもなく・・・。てね。








張り詰めたものは、
その緊張がいつまも持続できるわけではない。
自分のもつ器に、それ以上のものは入らない。

あふれてしまたり、
重みで歪ができたり、
亀裂が入ってしまったとしたら、
張り詰めたものは切れて、
流れ出し、壊れてしまう。



心助けてくれる人にめぐりあえる。
そのことに、感謝の日々。





踊り場から、月を見上げながら、
急死した弟の死を、1ヶ月たった今でも受け入れることができないと、
泣いている友達。
震える程に、その受け入れることができない感情と心がバラバラになっている友の、
悲しみが伝わる。
何もしてあげることはできなかった。
ただ一緒に、5階の踊り場からビルの陰になって見えなくなった月を追った。
どうして続けさまに、試練を与え続けるのか、
運命の悪戯だと片付けてはしまえない。

わが身に置き換える・・・・



許すことのできないものを、やはり受け入れることはできない。
一度入れてしまった、傷はやはり元通りには修復はできない。
過ぎてしまった時間を、取り戻すことは無理。


流れていく時間に、身をまかすことが、
こんなにも難しいものだと、生きていくことの意味を問いながら、
歩き出す一歩の重さを知る。




亭主は、夫婦は、戦う相手だと改めて思う。
生活いう戦場に、放り出された戦士なのだと。

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