淡い、なんともいえない儚い色合いに見とれ、
その木霊に誘われるかのように、
根本に立ちつくす。
その色に彩られ、染めこまれる。
心を無にし、木のことばを聞き漏らさないように。
あなたの言葉を、
宙の中から聞き分ける。
微かな声を捕まえる。
夜明け前の音のない世界に、
桜の木霊と向き合うことによって、
あなたとのことが、
少しだけ、靄の中から浮かびあがってくる。
もう少し、
もう少し、
時が過ぎるのを待とう。
はらはらと、
ピンクの花びらが、
根本の土を染めかえるまで。
その木霊に誘われるかのように、
根本に立ちつくす。
その色に彩られ、染めこまれる。
心を無にし、木のことばを聞き漏らさないように。
あなたの言葉を、
宙の中から聞き分ける。
微かな声を捕まえる。
夜明け前の音のない世界に、
桜の木霊と向き合うことによって、
あなたとのことが、
少しだけ、靄の中から浮かびあがってくる。
もう少し、
もう少し、
時が過ぎるのを待とう。
はらはらと、
ピンクの花びらが、
根本の土を染めかえるまで。
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