蝋涙 原田康子 2005-01-08 16:25:07 | 読書、映画、音楽 私は、大介の肩に頬をおしあてて泣きじゃくっていた。自己嫌悪が哀しみを呼さまし、酔いが、哀しみを増幅した。そのくせ私は、一方でやすらぎを感じていたのだった。 ーー大ちゃん、これはあなたの涙。大きな大きな涙。涙の玉の中に蝋の雫が散らばっているわ。 プライドをもって生きていくこと。 自分に素直に生きていくこと。 « とんでもないガングリオン(... | トップ | すこしだけ白、すこしだけ黒... »
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