朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

記憶と思い出をたどって

2005-05-11 16:54:45 | 徒然に
学生のころ、ボーイフレンドの一人に連れて行ってもらったカフェがある。

川沿いの路地をはいると、住宅地の間、木立に囲まれたテラスのある静かなお店。
その頃にしては、こじゃれた真っ白な大きめの皿にソースで飾られたケーキを出してくれるそんなお店。
具が溢れるほどのサンドイッチに、ホークとナイフをつけて出してくれるそんなお店。
ちょっぴり大人の気分に浸れた、そんなお店。

だと記憶している。
そのホーイフレンドとの思い出のお店。



何年か前にふと、そのお店のことを思い出し、
確かこのあたりだったはずと、その川沿いを探し回ったことがある。
でも、見つからない。
そんな面影すらもない。
記憶は間違いだったのか?




先日、娘とドライブをしながら、また少しさがしてみてた。


・・・・



あっ!



こんな感じ。

でも何か違うかも。
でも、記憶の場所と近いし。




サンドイッチをほおばっていた、ボーイフレンドの顔が浮かぶ。





母がお茶を飲みに行こうという。
早速行って見る事にした。



板張りの床。


やはり何か違う。

やはり思い違いだったのだろうか。



上の娘好みの店。



真っ白な厚手のカップに入ったコーヒー。
バンダナを巻いた若い店員さん。
生クリームを添えた、紅茶のシフォンケーキ。
イチゴのソースを添えたチーズケーキ。
テーブルの上に、小さなボトルに入った一輪の花。









記憶と思い出は、・・・・・想いに。

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