朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

想い、そして祈り

2011-04-17 08:27:49 | 徒然に



あるお宅の庭先に、ちょこんとおかれたお地蔵さん。
ムスカリの紫の花が、そっと寄り添いながら、
穏やかな御顔で、そのおうちをみまもるように。





ご自宅の一室を開放した小さなギャラリー

明るい元気な奥様が、その人柄のまま笑顔で迎えてくださる。





ふとした会話の中で、
ずっと自宅で介護していたご主人が亡くなったばかりだと話された。

「もう疲れちゃった、私そう言っちゃったのね。何にもいわなかったけど。
 ここも閉めようかしら?そう言ったら、ダメって言ったの。理由は何もいわなかったの。
 でも今わかる。
 することがあるから、さみしいと感じている暇がないの。
 でも、帰ってきたときに、今までとおなじように部屋をのぞいてただいまっていうの。
 心残りは何もないんだけど、あの疲れちゃったって思わず口とついたことだけが悔やまれる。」





生きている、生かされているそのこと。

逝ってしまう、
逝ってしまったそのこと。




人はいつでも、誰かに心を抱きしめられている









おまけ



ただの塩むすび

でも、これが美味しい。。

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