朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

新茶?

2008-02-19 17:11:44 | 稽古
「今年は芽が出ないかもしれないけれど、来年は出るから庭の隅にでも埋めておきなさい!」

久々の稽古(煎茶)に伺ったら、初釜の時に使った?お茶の種をいただいた。
随分とご高齢になられた先生だが、まだまだ現役!
ご本人はそろそろ引退しないと、などどおっしゃるが、今引退されても困ってしまう。
(抹茶の先生は、そろそろ稽古を再会しようとしていた矢先に、なくなられてしまい、まだ預けたままになっているお免状もそのままになっている。次の先生をとも思うのだが、今はまだその時期ではないらしい。)

大きい先生方もいらっしゃるのだが、それそれの諸事情がそろそろでてきたりして、なかなか間々ならないらしい。

お手前は慣れと型で体が自然に覚えていくものである。
「お作法とか人なりとかの話しを、もっとしておかなくてはならないの。」
少し前からそうおっしゃるようになった先生。
私にとって、時間を割いてまで稽古に伺うのは、自分を別空間に置くためである。
日常のあくせくとした時間に追われる生活の中で、たとえ一ヶ月一回、二回の数十分の時間であれ、その日常を僅かであれ切り離すことによって、どこかでバランスをとっている。
先生の話される中に、勉強させていただく多くのことがある。
それがすべて実行できるわけではないのだが、記憶の中にかすかに引っかかる何かを持っていたと常に思う。


今年も初釜のお手伝いは出来なかったが、このお茶の種が芽をだすように、
私もむくっと芽を出すときを土の中でじっと待とうと思う。


明日は、分からなくならないように、鉢にたっぷりの土を盛って、この種を埋めておこう思う。

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2 コメント

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お茶 (beer)
2008-02-20 13:14:00
お茶というか茶の湯の世界は子供の頃からとても興味があるのですが、まだ師事したことが無い。
どうも運悪く先生があわない。
陶器やお花やようするに詫びの世界が大好きなので良く茶さじは削ってつくっている。
お花は亡くなった叔母に習っていたが・・
お茶は集大成ですものね。
そのうち是非習いたいな。
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出逢い (るな)
2008-02-20 18:25:06
いつかいい先生に回り逢えるときが、きっときますよ。
タイミングが合わないのは、神様がまだ今ではないとおっしゃっているのですね。

習い事ばかりの日々を過ごしていた時期がありました。
今はそれが侭ならない日々です。
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