朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

吹き荒れる

2004-10-20 15:54:44 | Weblog
台風が接近してきたらしい。
雨風がひどくなってきた。
ちっと外出したら、びっしょり。
着替えました。

吹き荒れているのは、外の天気だけではない。
極極、普通に何事もないようにふるまってはいるが、
酒でもかっくらいたいくらいに、
素面でいたくないくらいに、
内に怒りににたようなものがフツフツしている。
持っていきようがない。

DVDの続きでも観ながら、気分転換といこうか。
溜め込んだ仕事をかたづけようか。

静に瞑想にふけようか。

昼寝をしよう。

昼寝。
してる奴がいる。
させておこう。
静かでいいから。
でも、帰宅している娘達の昼寝は許せない。
叩き起こしてやろう。


伯父の葬儀で頂いてきた、カサブランカの香りが部屋に充満している。
甘く濃厚な香り。
伯父とは十日前にほんの少し、電話ではなしたのが最後。
バタバタとしていて、見舞いに行く間もなかった。

明日からは、父が入院。
生死にかかわるような病気ではないが、
初めて入院手術をする父。
人一倍健康には気をつけていた父が、直面する。
仕事のこと、家族のこと、自分のこと、
父の戸惑いと不安がリンクしてくる。
「では、楽しいスイス旅行を・・・」
今しがた、そう声をかけてきた父のはにかんだ顔がちらつく。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿