投げられた礫は、
深く深く沈んでいく。
深く沈み、
底のない沼の中に。
底に着くことのない礫は、
行き場所を失い、
ゆっくりゆっくりと沈みながら、
沼の中の汚泥を含んでいく。
大きくなるわけでも、
小さくなるわけでもなく、
だた汚泥を含む。
絡みつく藻のように。
そして、変わらない大きさを保ちながら、
沈む速度をさらに緩めながら、
重さだけが増す。
深く、底の見えないにごった沼は、
いつでもその口をあけ
投げ込ませる礫を呑む。
ひとつ、
そしてまたひとつ。
深く深く沈んでいく。
深く沈み、
底のない沼の中に。
底に着くことのない礫は、
行き場所を失い、
ゆっくりゆっくりと沈みながら、
沼の中の汚泥を含んでいく。
大きくなるわけでも、
小さくなるわけでもなく、
だた汚泥を含む。
絡みつく藻のように。
そして、変わらない大きさを保ちながら、
沈む速度をさらに緩めながら、
重さだけが増す。
深く、底の見えないにごった沼は、
いつでもその口をあけ
投げ込ませる礫を呑む。
ひとつ、
そしてまたひとつ。
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