朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

同じ空の下

2010-10-13 05:12:25 | ラブレター
何をしていても、
何を見ていても、
何を感じていても、

すべてがあなたと重なる




ひとつの言葉が

ひとつの想いが

決してふれることのない
あなたとかさなる




止まった時間の中で

ひとつひとつの言葉を反芻する

あなたの声が耳の奥でささやき

あなたの手が頬を包む





限られた空間から覗く空は
切り取られた絵のようで


この空が続く世界は
その時空間を忘れた




ふとその切り取られた絵の中に
母校の教会の屋根だけを見つけ
その十字架にあたる陽を見つめた


気がつくと
その十字架を見つめたまま

ぼろぼろと泣いていた




痛いのではない
悲しくもない
空しくもない

戒めているわけでもない

憐れんでいるわけでもない




ただ生きている

そのことだけ



この先にみえるものが
その十字にはりつけられたのもを
背負って歩いていくのだろうか





あなたは

この同じ空の下にいる



















わかっていても
心がかたくなに拒絶する

わかってはいても
どうしてもゆるすことができない
受け入れることができない


わがままだと
意固地だと
罵られても

どうにもならない



旅にでたまま
帰ることができない

置き去りの私の心

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