真ん中の子は

のりごはん
ゼリー
鶉の卵のフライ
サラダ菜
ひじきだんご
かぼちゃの素揚げ
牛肉の野菜巻き



海苔弁当の海苔は４層になっている。
ごはん、海苔（醤油をつけて）、ごはん、海苔、ごはん、海苔、ごはん、そして食べやすいようにちぎって片面だけ醤油をつけた海苔を一番上に敷きつめる。
もうこれだけでいい！
味がしみて、お弁当の時間には食べごろ。
上の娘は小さいころご飯がればいい！って子で、
よくこうして海苔ご飯を作って食べさせた。
今は、やめればというほどに食べるが、本当に小さいころは食が細かったので、お菓子はくれないで、とにかく食事。小腹がすけばおにぎり。
そうしたせいか、あまりお菓子を買い置きしないせいなのか、
スナック菓子はほとんど食べない。
なくても困らない。
むしろお友達がお菓子を買ってまで食べるのが、信じられないと言う。




私には弟が二人いる。
下の弟とは仲がいい。
まったくくだらない、そんなことまでというようなことまで話をする。
が、上の弟とは・・・
真ん中の子は少し拗ねているというのか、
考え方も同じＤＮＡを所有しているはずなのに。
今になり父も母も首をかしげる。
先日母が、
「真ん中の子は、疎外感を持つのですごくかわいがって育てないといけないんだって、上の子は使命感を持たせて親に従うように。」
と言っていた。
何かを感じるところが反省も含めてあるのだろうか。
そんな母も三人兄弟の真ん中の子だが。
よく私たちが小さい頃、母は
『真ん中のこは変わってるのよ。』
と言っていた。
上から下からやいのやいの言われ、
親は上の子は大事にし、
下の子ばかりをかわいがるから。と。
母は、同じ真ん中の子という思いからなのか、
上の弟には、私たちを多少違う接し方をしていたように思う。
私は一人娘だし、父に溺愛されていたので、
私の捉え方は、母のそれとは多少のずれはあるだろうが、
子供の私は、私なりに、母は母のやり方で上の弟に接していたような感じがする。
同じように、同じ親から生まれ、同じように育てられたはずなのに、
与えられてものを感じとるものは、その子その子によって大きなちがいがあるようだ。
二人の娘の母として、
自分の育てられ方をベースに、日々試行錯誤する。
その子その子にとって、何をしてやるべきなのか、何をさせてもらえるのだろうか。
惜しむことなく、愛をそそいで。。。。