
生きていく場所がある。
生きなくてはならない場所がある。
誰でも同じだけの時間を持っている。
時間が早く過ぎるのではなく、
時間はいつも同じ速さで流れている。
その流れに逆らうかのように、
喘ぎながら走る。
自分の周りを過ぎていく時が、
早い流れをなしているのではなく、
自分が流れの周りを、
同じ時の間に、
何周も何周もぐるぐると回ろうと無理なことをしているだけ。
人は生きる場所に、
生かされている。
そう思いながら、
別の生きる場所を探そうとする。
ここは自分のいるべき場所ではないと。

ゆっくりと歩けば、
回りの景色が良く見える。
回りの景色が見えれば、
自分がドコにいるのか、
ドコにいくのか、
その道を見つけることができる。
どんなときにも歩幅をかえることなく、
自分の速度で歩き続ける、
確かな脚力と強い意志を持とうと願う。
ゆっくりね。
たまにはこんなので息抜きでもしてみればどうでしょう。お奨めです。
岡本太郎の母親です。
このゆったり感が好きです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/1016_19596.html
駆け巡れば、二倍の生き方がある。
よくばりなだけなのかもしれませんね。
生きいそぎ
逝きいそぐ