

はやしです。
今、ミオスの壁面は小学生クラスの日本画のための参考資料で一杯です。
せっかく「日本」と名の付く画なのだから日本らしいモノを描いてみよう!と言う事で、みんなの作った粘土には「和」な模様を描き入れて貰うべく、郷土玩具や家紋の資料を貼っています。この資料、日本津々浦々の民芸品が沢山載っていますが、どれも意外と鮮やかな色使いでビックリしました。これらからインスピレーションを貰って描けばかなり鮮やかな日本画になるんじゃないかな?とワクワクしています。日本の家紋は、様々な植物や動物が規則的に配置してあるカッコイイモノも多いんですが、江戸時代の商人の家紋の中には串団子や団扇がそのまま書いてあるほほえましいモノもあります。他にも家の紋とは全く異なる「自分用」の紋=替紋(かえもん)を自分の好きな植物や動物をミックスして作っていたり、意外と自由なんですよね。粘土で作るモチーフも「空想の生き物もOK」にしたので、資料から「和」テイストを感じつつ、自分なりにイメージを組み合わせて新しい「和」を創造して貰いたいと思います!

←千野先生作 「日本画とは」