程よい気温になってきて毎日眠いです、ナツメです!
今回は8月に小学生クラスで制作した、紙で作る標本昆虫のご紹介をします。
まずは基本となる蝶とクワガタを作ります。画用紙でそれぞれの形を作り、水彩絵具で好きな色に塗った後はニスを塗って仕上げです。2匹作って制作の感覚が掴めてきたら、他の昆虫でも架空のものでも好きな昆虫を製作します!
あとは好きに作っていいよ!と言うと、図鑑と睨めっこして次にどの虫を作ろうか悩んでいるリアル昆虫を作りたいタイプと、好きな要素を詰め込みまくって欲張りセットみたいな虫を作るタイプに結構ぱっきり別れていたのが印象的でした。クワガタひとつとっても、展覧会を開けるんじゃないかと思うくらい色や形も十人十色です。
私が学生クラスにいた頃に同じように紙工作で蛾とスズメバチを一ヶ月ほどかけて作った経験があるのですが、子どもたちはその時のものとさほど変わらないクオリティの昆虫たちを半分以下の時間でさくさくと作っていくので、教えながら内心衝撃を受けていました。あの時上手く作れた感動は一体…とも思いましたが、やっぱりアトリエの指導が良いんでしょうね!きっとそうです。
虫嫌い!作りたくない!と言っていた子も手をつけると楽しげにカラフルな昆虫を作っていたり、どの子も自分なりのこだわりを持ってクワガタや蝶で学んだ基礎を上手くアレンジして取り組んでいました。切り込みを入れて紙に立体感をつける方法や、よりリアルな虫に見えるポイントなども伝えるとすぐ次の作品に応用して使ってくれるので教える側も楽しかったです!
油絵と2ヶ月向き合ってきたから次々と作品が完成する感覚は面白かったかな?楽しくクオリティの高い工作ができて夏休みの宿題もできるなんて一石二鳥ですね!木箱に入れて虫ピンで止めたり英語で学名表記を書いた紙を添えたりするとより標本に近くなりますし、虫カゴに入れてみても展示方法として面白いかもしれません!
クワガタの作り方はYouTubeでも紹介しているのでぜひ見てくださいね!