オバラです。生徒さんのほとんどが川崎市民ですので、今更な記事かとは思いますが、川崎市民ミュージアムについてご紹介します。
2年前の10月12日、小杉が冠水した記憶が新しいあの台風によって、川崎市市民ミュージアムは甚大な被害を受けました。地階にある全ての収蔵庫が浸水したことにより、収蔵品約26万点の内およそ23万点が被害に遭ったそうです。
昨年6月に地下収蔵庫から被災した収蔵品の搬出を終え、現在も収蔵品の応急処置から修復に至るレスキュー活動を続けているとのことです。
今、川崎から徒歩10分程の場所にある東海道かわさき宿交流館で、レスキューの記録を展示紹介しています。
美術に興味のある川崎市民として、ぜひ知っておいて頂ければ…と思います。
救う過去、つなぐ未来 -川崎市市民ミュージアム被災後活動報告展-はこちら
主催:川崎市市民ミュージアム
共催:川崎市、東海道かわさき宿交流館
会期:2021年9月7日(火)~10月31日(日)
会場:東海道かわさき宿交流館 3F企画展示室
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)
お問い合せ:川崎市市民ミュージアム TEL 044-754-4500 FAX 044-754-4533
本展では市民ミュージアムの被災からこれまでの活動を、写真パネルを中心にご紹介します。収蔵品の応急処置や修復は未だ道半ばではありますが、ご支援くださった方々や関心を寄せてくださっている皆様をはじめ、広く当館の現状をご報告できればと考えております。