夜はまだまだ肌寒いですね、ナツメです!先月の小学生クラスのカリキュラム、オリジナルキャラクターデザインについてお話しします!
小テキストなどを中心にお手伝いしたのですが大学の都合で初めの週だけしか担当することができなかった(その分ポケモンTシャツを着て全ての曜日にお邪魔しました)ため、完成した作品の写真を見て私も感激でした!授業の流れは今までソウキ先輩がたくさん紹介してくれたのでそちらをご覧下さい!
写真の説明をする前に動物の描き方のコツについて少しお話しします!描く上で1番重要になるのは骨格です。動物の中にも数多くの種類のいきものがいますが、基礎の骨格はどれも共通しています。脚や腕の曲がり方などの基本的なポイントを押さえれば、あとはいくらでも省略することができますし、「動物らしさ」の説得力も格段にアップします。テキストではここを徹底的に解説したため、小学生もそれぞれが考えたキャラクターにも対応して描けたのではないでしょうか!
さて、本題の写真です。こちらは先月の小学生クラスのカリキュラム「オリジナルキャラクターを作ろう!」にあたって、私が見本として描いたものです。
このカリキュラムは4月で終わりましたが、いまだに教室の壁にこのイラストが貼られています。窓1枚分の大きさの紙で目立つ為か、大人クラスの20代~30代前半の男性の生徒さんから、よくこのイラストについて話し掛けられました。「こんなに強そうなのに、主食が魚なんですね!」「翼が大きいほど強いんだぁ!メスにモテるとかのアピールじゃないのか?」など、気になることが多いようです。意外性を狙いすぎたと若干反省していましたが、今は引っかかりになるならいいか!と開き直っています。
オリジナルキャラクターを作る際、0から考えようとするととても難しいので、元となる動物やモチーフを決めるのがおすすめです。ピ◯チュウやドラ◯もんなど、世間のキャラクターも改めて見てみるとモチーフがあることに気付くと思います。ベースが決まったらそこから色々足し引きをします。自分の考えた子がどんな生活をするのかなど、細かい設定を考えるのが1番楽しいのではないでしょうか?その設定に合わせた器官を付けたり、装飾を足せば、自分だけのキャラクターの完成です!
簡単な様でメチャクチャ難しいキャラクターデザインですが、その辺りは小学生たちにはお手のもの。私のギガバーンより個性豊かでしっかりとした設定のある生き物たちが生まれました。(余談ですが多少由来のある名前の方がいいよな!と思いデカいワイバーンということでギガバーンと名付けたのですが音も字面もそこそこダサく、学生クラスの生徒に姿負け(?)していると言われてしまいました。名前も大事です!)
小学生の創造力に基礎の力がつけば最強!授業内に留まらずこれからも沢山のいきものを生み出して欲しいです!