育 / 未紗子 / 凛 全員6年
毎年のように今の時期はどんな服を着ていたか思い出せなくて困っています、ホノカです。
今回のブログでの小学生油絵のご紹介は、こちらの6年生3人の作品です!マイペースな3人なので、ノリ先生やカヨコ先生にも急かされながら完成させました。
まずは育の作品です。彼女は昨年に自身の写った写真を描き、二度とやりたくない〜という言葉を聞いていたのですが、今年はさらに人数も増やして、弟との楽しそうな雰囲気が伝わる作品ですね。飽きっぽい性格なので、顔を塗ってる途中で服を塗り始めたり、またその途中で顔に戻ったりと、そんなバラバラに進めて色がかなり違くなっちゃうんじゃない?という不安もありました。ですがその甲斐あってか肌には赤や黄色だけでなく、緑や青も見える深みのある色がたくさん生まれましたね!
また構図としては、逆光がさしている状況を描いているのもしっかり伝わります。肌だから肌色、髪だから黒ではなくその状況に合わせた色使いで影を落としたり光が入っていたりと、雰囲気にも意識が向けてあり素晴らしいですね!
次は未沙子の作品です。庭先を見ながら落ち着いてお茶を楽しむ光景が、シンプルながらも楽しい気持ちになれますね。彼女の作品は色選びがなんとも魅力的です!本来の写真では木のプレートや、カップも薄いピンクの様な色でしたが、ガラッと雰囲気を変えて沢山の色が使われながらも、落ち着きのある印象にまとまっています。また、中心に据えられたカップ、ケーキ、トレーがそれぞれ赤、黄、青と分かれていることでポップなイメージも垣間見える面白さがあります。また机の暖かみのある白とフォークの冷たそうな白、カップの紫も入った赤と背景の花はオレンジも混じった赤、近しい色も少しずつニュアンスを変えてあり、意外と細かく見ていることが伝わります。彼女はいつもテキト〜にやってま〜すみたいな感じですが、今回は最後の仕上げという段階でしっかり手を動かして良くなりましたね!
最後は凛の作品です。この柴犬が好きすぎて、様子を伺いに行くたびにこの子の話を沢山してくれました!それだけ可愛いと思っていることが絵からも伝わってきます。影は基本暖色系の色でまとめられており、生き物らしい血色があります。また、上からの太陽の光が当たる顔部分には黄色を使い、日差しがあることを感じさせてくれる細かい部分へのこだわりも良いですね。特に顔は立体感もある部分なのですが、口元の影や耳が左右で影の入り方が違っている点がよく描けているのではないでしょうか。
彼女は自分の好き嫌いがしっかりあるタイプなので、こだわりのある部分は丁寧にやってくれるのですが、興味のない所はとことん適当!今回は背景がざっくりと自然!という風景になっており私としてはもっと細かく描いて〜となっていますが、柴犬は描き上げたのでよしとしましょう!
今回ご紹介した3人はとにかく飽きっぽい!すぐお喋りして手が止まってしまうので、時間がかかりましたが、私が小学生の時も同じように口だけ動かしていた手前、強く言えずに苦難しています。ただ口だけでなく、手も一緒に動かせる様になれば、これから先生たちに文句(?)を言われることも少なくなると思うので、そこも頑張ってみてね!お疲れさまでした!