モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

記憶と共に

2021-10-13 23:23:42 | 大人 水彩


佐々木 透明水彩

ナツメです!近頃はいくら寝ても眠くなります。

今回は日曜クラスの佐々木さんの水彩画をご紹介します!

2枚とも息子さんたちを描かれた作品です。下に塗った色を活かした透明水彩ならではの優しい色彩の重なりが素敵ですね。その中でもメインの2人は濃くなっており、パッと見た時に視線が吸い寄せられます。2人ともマスクをしているので右の作品の方が最近の様子でしょうか、成長しても仲良しな兄弟の淡い色合いで表現された柔らかい雰囲気や仕草も見どころです!

さてこちらの2枚、目を合わせずともお互いをを理解し合っているような、兄弟の信頼感や距離感まで伝わってきませんか?どちらの作品も記念写真のように発表会などの特別なシチュエーションだったり、こちらに向かってピースや決めポーズをしたりしている場面ではなく、2人が過ごしている何気ない日常を切り取ったシーンを描いています。そのようなふとした瞬間の視点を取り上げることで、生活感が実感としてひしひしと伝わる絵になっているのだと感じました。

私はそろそろ成人する年齢なのですが、この歳になると家族の会話や親戚の集まりなどで昔の写真をきっかけに自分の小さかった頃の話を機会が増えてきました。絵も振り返って見ると描いていた時の記憶や風景が甦ってくるなあと思いタイムマシンのようだと考えたのですが、今回の佐々木さんの作品もまさにご兄弟の思い出に加えて描いている時の佐々木さんの気持ちも残る、記憶を辿ることのできるタイムマシン的要素としても素敵な記録になると思います!

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成功の原材料は…

2021-10-12 22:23:52 | 小学生 絵画

10月なのに暑いのは謎ですね、一平です!本日も前回に続き小学生クラスの鳥獣戯画のご紹介です。とはいえ授業の流れも様子も他の先生方が書いてくれているので、授業の裏話的な所も書こうかなと思います!

事の発端はノリ先生が『東京国立博物館ー国宝 鳥獣戯画のすべて』を見て来たことから思い付いたというこのカリキュラム。感動し過ぎた為か、分厚いパンフレットを3冊も買い、2冊を破って裏表つなぎ合わせ教室中に張り巡らせた様子は圧巻でした!アバウトに測ったら29mでしたので、本物の全長44mには遠く及びませんが、なかなか見られない迫力だったかと思います。大人クラスの方々には、1ヶ月間も頭上に国宝が吊り下がっていたので非常に作業しづらい環境だったかと思いますすみません

ちなみにコロナの為、美術館には動く歩道が設置され、隣の人と絶対近付かないで済む、画期的な展示方法だったそうですよ!気になる方はこちらをご覧になってみてください。

さて、肝心の授業の様子ですが、やはり一発描きのハードルは子供達にとってはかなり高いようです。絵が右に寄りすぎた子や超巨大カエルとミニウサギになってしまった子など最初は上手くいきません。ですが不思議なことに、失敗を重ねるとそれに比例して一発描きへの恐れもどんどん薄れていき、最終的に「次の紙ちょうだい!」と言ってくる子に押し潰されそうになってしまいました。

今回のこの授業から、国宝に触れる、カッコよく絵の中に収める、アウトラインではなく骨を見るなど様々な教訓があったと思いますが、1番感じて欲しかった「失敗は悪い事ではない」という部分を、言葉ではなく実際に体験する事で子供達に伝わったかなと思います。失敗しても次失敗しないよう気をつければ良いのです!これはスポーツや勉強など絵以外にも言えますね。失敗から学ぶ姿勢が身に付き、この1ヶ月でみんなモリモリ失敗してモリモリ上達しました、素晴らしい!

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小学校受験‐年少対象の絵画制作クラス

2021-10-11 22:54:02 | 小学校受験

先週【年少対象ーキッズ小学校受験クラスー水曜日14:00~14:50(月3回)】の体験授業を開講しました。
初めての参加でも、隣にお母様・お父様がお出でになった為か、緊張せずに始終笑顔で制作されていました。授業の最後には、制作した作品を持って発表の時間もありますが、皆さん大きな声を出す事ができました。

定員は親子10組ですが、残席2組ほどございます。ご興味ございましたらどうぞご連絡くださいませ。<mios@ace.ocn.ne.jp>
くわしくはこちらのページをご覧ください。


下の『鴨捕り権兵衛さんのお話絵』は、年長さんが7月に行ったカリキュラムの作品ですが、キッズ受験クラスのお子様も、あと2年後には一人でこのような人体のポージングが描けるようになります。年少さんの内からゆっくり着実に基礎を固め、オリジナルの絵が描けるように導きます。どうぞご期待ください!

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ユーチューブ配信

2021-10-09 18:58:41 | 大人 デッサン

土曜日の男、岩田です。
先日、土曜午後クラスで欠席の方が多かったので、生徒さんのモチーフをお借りし、約1時間ほどかけて、デッサンのデモンストレーションを行いました。
紙風船と、青いラインの入ったコットンの布のモチーフを、鉛筆デッサンしています。
早送り(+サイレント)ではありますが、どのように描き進めるかのコツが覚えられると思います。
小原先生に褒められましたが(笑)、最後まで崩れない姿勢と、描いている手元よりモチーフを確認する方が多い様子もお分かりになるかと思います。早送りなので、何百回も鶏のように首を動かしているのが見てとれるでしょう。
小手先のテクニックや、記憶で描けるといった自信に頼らず、モチーフを見ている視線の場所を変えず(頭を固定)、しっかり何度も観察・確認することが最も大切と意識して制作されていってください。

ユーチューブはこちら

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鳥獣戯画のコツ

2021-10-08 12:40:01 | 小学生 絵画


大竹です。引き続き小学生の鳥獣戯画のご報告をさせて頂きます。
下書き無しの一発勝負の鳥獣戯画、いつもはガヤガヤと賑やかな教室もシンと静まり返る珍しい風景の中、皆緊張感を持って取り組んでいました。そんな鳥獣戯画の制作ですが、やはりポイントは”関節の意識”、”頭と体のバランス”、”線の強弱”でしょうか。

”関節の意識”は、主に肘や膝をきちんと描写できるかがポイントです。オリジナル鳥獣戯画でも手足を棒のようにまっすぐ描くのではなく、肘と膝の関節が意識されているだけで絵の中で感じられる”動き”が全く違うかと思います。鳥獣戯画は動物を人のように動かして描かれているので、人と同じように手足を描くことでよりそれらしく見せることができます。
”頭と体のバランス”では、殆どの子が頭から順に描いていきますが、つい大きく描いてしまい体が入らなかったり、小さく見えてバランスが悪くなってしまいます。1枚目で失敗したら2枚目は頭を小さくしてバランスを考えながら描いていく事で、ここまで上達する事ができました。やはり練習は大事ですね。

そして”線の強弱”ですが、これはみんな良く観察し、線の流れや特徴をつかんで描けていましたね!ひっくり返っているうさぎの太ももや背中の線、走る馬の関節の動きなどとても上手でした。こうした線の勢いや強弱によって、生き生きとした絵に見えてきます。

練習を重ねる毎にみんな筆使いも上達していくのが見て取れました。学校の書道の授業で筆と墨で字を書くことはあっても、絵を描く事は中々ないと思います(しかも、下書きも無しの一発勝負!)ので子供達にとって新鮮な体験だったのではないでしょうか?

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オリジナルの力を信じて

2021-10-07 21:59:49 | 小学生 絵画

オンライン授業続きでなかなか外に出ておらず健康管理アプリから外出して歩け!と催促されています、ホノカです。

今回のブログでも9月のカリキュラムの鳥獣戯画をご紹介します!今回のカリキュラムでは前半3週で模写を行い、最後の週ではこれまで模写した作品を参考にオリジナルのシチュエーションを描きます。描く時は関節に注意し腕や足がゴムのようにぐにゃぐにゃにならないよう注意します。模写した作品のポーズや顔の描き方を参考にしても良いですね!

ところで皆さん鳥獣戯画には空想の動物がいることはご存知でしょうか?鳥獣戯画といえばカエルとウサギの相撲のシーンがとても有名ですがその全長はおよそ44mもあるんです!そのため全体を見ると人が登場したり馬や牛、猿など様々な動物が描かれています。その中でも一際異質なのが龍や麒麟、象が描かれているシーンです。

しかし龍は空想の動物だけど麒麟や象は違うんじゃない?と言う風に思われるかもしれません。ですが鳥獣戯画が描かれた平安、鎌倉時代には麒麟や象も外国にしかいない動物で、当然インターネットも存在しないためこれらの動物の姿形は海外に渡った数少ない人の口伝でしか知ることができません。そのため実在には関わらず鳥獣戯画には空想上の生物である龍や、想像で補われ今動物園で見る姿とは少し異なった麒麟や象が実在の動物たちと並べて描かれているのです。

生徒たちのオリジナルの鳥獣戯画を見てみるとクスッと笑えるものが沢山ありますが大人からすればそんな状況あり得ない!という作品ばかりです。ですがそこが空想上の動物やカエルとウサギの相撲というあり得ないけれど笑える状況を描いた鳥獣戯画の面白さと通じて、どこか面白い作品になっているのではないでしょうか。

私自身様々な場面で生徒たちの独創性には驚かされていますが、そのオリジナリティは見たことない生物を想像で補った鳥獣戯画のように知識の増えた大人ではないからこそ生まれてくるものなのかもしれないですね。

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小学生vs鳥獣戯画

2021-10-06 23:14:46 | 小学生 絵画

2度目のワクチン打ってきて副反応に悩まされています、ナツメです!

今回は9月の小学生クラスのカリキュラム、オリジナル鳥獣戯画をご紹介します!

授業の流れはホノカ先生のブログで詳しく紹介しているので、こちらでは軽めに説明しますね!ウサギとカエルの相撲や犬同士のケンカなどの鳥獣戯画のワンシーンを何枚も何枚も練習します。段々難しいシーンにレベルアップして、最後の模写では半紙に9匹を収めて描くことにチャレンジしました!ここまで練習すればもう十分慣れたかな?ということでいよいよオリジナルの鳥獣戯画です!長い間ひたすら模写をしていたので、ここぞとばかりに創作魂が炸裂したことでしょう。

描いている間の会話は厳禁、その代わり一枚かけたら外で遊んでいいよーというルールを設けていたので、集中力を回復しながら描けたのではないでしょうか!?

墨汁での1発描きなのでいつもは超うるさ賑やかな小学生クラスにも流石に緊張感があるかな?と思いきや、そんなものは初めの授業のでふっ飛び段々慣れた手つきになっていました!細い筆じゃないと細かく描けず墨汁をつけすぎても半紙に滲んでしまうのですが、線の流れや太さなどの表現も枚数を重ねるごとに巧みになっていった様子には舌を巻きました。順応性の早さはさすがですね。

ストーリー仕立てにしてみたり、繋げた紙に描いて巻物にしたりと本物に近づけた楽しみ方も面白いですね。相手があの鳥獣戯画でも恐れず立ち向かったからこそ得られた技術や経験を活かして、オリジナル鳥獣戯画も自由な発想でたくさん描いてほしいです!

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黒鉛パラダイス!

2021-10-05 22:02:31 | 大人 デッサン


左 杉本  /  右 石川

昼間は暑いんですよね〜一平です!本日は水曜夜クラスの杉本さんと石川さんのデッサンをご紹介します!

左の杉本さんの作品、そもそも上手いのは勿論のこと、デッサンの「上手く描く、よりも情報を描く」というポイントからとても良いですね。アルミホイルはアルミらしく見えること、コップの透明さ、紙テープに関しては色彩まで感じます。色々反射しているアルミホイルの上に透明のコップを置いて、透明性をアピールする構図もよく考えられています。初めてこの絵を見た人のほとんどが、この絵を見ても何が置かれていてどんな色だったのか、というのが伝わると思います。受験生の子達に見せてあげたいくらい質感や色味の描き分け、情報が伝わりやすい構図の作り方など、どれをとっても素晴らしい!白黒しか使えないデッサンにおいて色彩を感じさせるというのは中々出来ることではありませんし、画力の高さも感じます。ここまで描けるのであれば、次は素材感の描き分けというよりも、ぬいぐるみや楽器や牛骨など是非ちょっと変なモチーフに挑戦して頂きたいですね。変なモチーフは普通に生きていたら中々触れない物が多く、「情報」を描くのが難しいのですが、今までのデッサンとはまた違った所が沢山で楽しいと思いますよ!

続いて右の石川さんの作品、杉本さんの作品とはうって変わってなんだか童話の挿絵のようなメルヘンな雰囲気です。可愛いウサギの左足が鎖で繋がれているのがなんだが風刺的な気がしないでもありませんが。柔らかいぬいぐるみのウサギと硬い鎖の質感の差が見ていて気持ちがいいですね!たった二つのモチーフで空間を出すのが難しかったかと思われますが、鎖を手前に置き、奥に行くにつれウサギに絡まっていくことでモチーフの一体感も出しつつ、空間も演出しています。こういった構図の作り方は他のものでも応用できるので頭の片隅に置いておいて欲しいと思います!僕の中で石川さんはいつも落ち着いて優しく笑っている「THE・余裕のある大人」なのですが、そんな石川さんがこのような可愛らしい雰囲気のデッサンを描かれるというギャップから、水彩や油絵を描いたらどうなるんだろうと気になりまくりです。是非一度挑戦してみて欲しいです!

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まるまるづくし

2021-10-04 14:29:16 | 親子

カラフルな丸がいっぱい!!この色もきれい、こっちもいいなぁ~と、どれを選ぼうか迷うほど。

一番大きな丸は、自分の顔よりも大きなサイズ。直感で好きな色から黒い台紙に貼っていきます。2枚目3枚目を貼るときは、大きい丸なのでどうしても重なってしまいますが、その重なったところに素敵な効果が現れています。黒い台紙は、まるで宇宙みたい?重なって貼った丸は、遠くにある惑星のようにも見えて、画面に奥行きを感じられませんか?大きな丸から、中位のサイズ、小さいサイズへ。最後は、とっても小さい丸シールを重ねていきます。

お子さんは、好きな色からどんどん貼って画面を構成していきますが、隣にいる大人が制作過程から感じたことを言葉にしてお子さんに伝えてあげましょう。食べ物に見立てても良いし、何か色や大きさからイメージしたものを言葉にすることで、作品の見方が楽しくなってきますよ!こちらの作者は、丸をお父さん・お母さん・妹ちゃん・おじいちゃん・おばあちゃんに例えて色や大きさを選んで制作しました。

右下のシールとクレヨンの作品は、点つなぎ遊びです。模造紙の好きな場所に色シールを貼り、クレヨンと同じ色のシールを辿っていく遊びです。目的のシールまで長い道を描くことは、小さいお子さんが遊びながらクレヨンに親しんだり、長い線を描く練習にもなってお勧めです。(Eri Ito)

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ふとした瞬間のような

2021-10-02 23:12:41 | 大人 油絵・アクリル


西 油彩

土曜日は岩田が担当します。

今回は、土曜午後のクラスに在籍の西さんの作品をご紹介します。
こちらは、ご自身のお祖母ちゃんです。敬老の日にプレゼントしたいということで間に合うように頑張って描いた作品です。

緻密にというより、その佇まいを重視し雰囲気を大切に描いた作品。
第3者が描いた所謂肖像画にはない、血の繋がった者だけが描ける距離の近さを感じると共に、歳を重ねた年輪とその穏やかさや優しさといったようなものまで彷彿とさせます。

油彩は暫く描いていなかった西さんですが、髪の毛の全体感と流れ、顔の描き方など少ない手数で最大限の効果を生んでいます。
ペン画や透明水彩など多義に渡って画材を扱ってきた成果が表れているのでしょう。

人を描く際に、そのポイントとなるのは何といっても顔の表情ですが、こちらの作品は、撮影しているのにふと気づいて、こちらに顔を向けた一瞬のようにも見えます。
絵は静止画ではありますが、描いているシーンの前後の時の流れが想像できるような、言い換えると鑑賞者の頭の中で動画に変換できるような作品はとても魅力的です。

皆さんも時間や空間といった縦軸と横軸を意識して作品を描いてみると更に面白い作品を作ることができるかもしれません。

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14年前の作品と並べて

2021-10-01 22:40:04 | 大人 油絵・アクリル


鈴木.Y 油彩 左は新作 / 右は2007年10月制作

大竹です。今回ご紹介させて頂くのはチケットでミオスに20年以上通われている鈴木さんの作品です。左は最新作、右はなんと14年前の作品だそうです。両作品ともに居るワンコは鈴木さんの愛犬メルルちゃん。右のピンクのおくるみからひょっこり顔を出しているメルルちゃんは恐らくまだ子犬の頃なのでしょう。

14年前の作品と比べますと、当時は筆をキャンバスに撫でて絵具をこすりつけるしか技法を知りませんでしたが、今は補色の下塗りを効果的に使い、ナイフを多用し、マチエールを活かした画面作りができるようになりました。写真同士を組み合わせているので合成したような違和感もありますが、インパクト重視な見ごたえのある作品になっていると思います。何より、鈴木さんの色選びはとても面白いですね!過去の作品からも既に独特の雰囲気が感じられますが、現在の作品はより自信に満ちた堂々とした色使いとなっています。メルルちゃんは本来黒色なのでしょうが、そこを緑や青色を使用して表現している部分や、象の頭や耳の模様の様な色と筆使いも魅力的です。光が当たっている部分は様々な色を使用して陰影を表現しているのに対して、影の部分はベッタリと暗く塗っている大胆さも良いですね。背景の緑や象の鼻の部分も絵の具をのせた後に少し削っているのでしょうか?凹凸によって象の鼻がよりドーンと前に出てきている様に見えますね!そんな象を見上げている舌をぺろりと出したメルルちゃんの表情もまた可愛らしいです。

20年以上通われているとなりますと、私がまだ保育園か低学年のちびっ子だった頃から絵を描き続けていらっしゃるという事ですね…凄いです!人ひとりが成人するまでの年月だと思うと途方もない様に思えますが、楽しんで描いていると時間はあっという間。このブログを読まれている方も、楽しく描いているうちにあっという間に1年、5年、10年…となっていた方も少なくないのではないでしょうか?

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