母の限界がきました&私の血圧が・・・

2023年07月24日 23時48分40秒 | 介護

  今日は病院に面会に行って来ました。

時間は15分。

ちょうど着いた時3時でした。

そして、後から書きますが、ちょうど師長さんがいらして病室までご一緒に行って下さいました。

お部屋に入ると母の叫び声が聞こえてきました。

ちょうど3時のお薬を胃管を通して入れているところでした。

母は嫌がり「嫌だ、嫌だ」と叫び、暴れて、ついには大声で泣き始めました。

一瞬、何事が起こっているのかわかりませんでした。

こんな母を見るのは初めてでした。

でも、師長さんは「最初からこうですよ。誰しも痛いことや嫌なことをされるとこうなります」

母の場合、自分の意志で胃管を抜いたりするので、ミトンや手をベッドに固定されたり、挙句の果ては3人で抑えなくてはならない状態のようでした。

母にとっては吸痰が一番苦しくて嫌なことだと思いますが、お薬を入れる胃管も点滴も血液検査も何もかもが「管」で、「管なんかしない」「もうこのまま放っておいて」「もうこのまま死んでもいい」と。

今もヘルパーさんの友人からの電話で話をしたのですが、「病院とはそういうところ」だと。

一生懸命して下さっていますが、母にとっては拷問以外の何物でもない。

お薬を入れるのはすぐに終わりましたが、もう看護師さんが近づくだけで拒絶反応。

ですから、最初、私の顔を見ませんでした。

しばらく経って、やっとがと目があって私とわかると徐々に落ち着いてきました。

むごいめばかりにあわされる、もう嫌だ、管は嫌と言いました。

そして、私は元気なのに病気にされると延々と訴えますので、最初、「気持ちはわかるけど、肺炎だったからね、仕方がなかったのよ」と言うと私も他の人と一緒で自分の苦しみなんかわかってくれないと言いました。

母が嫌がることをするというのはもう・・・。

その後、担当医、リハの先生もいらっしゃり、師長さんも含めて今後について話し合いました。

担当医は最初、病院側としてはやはり吸痰もしないわけにはいかないと言われていましたが、今日の血液データも見つつ、もう肺炎はよくなっているから、「好きにしていいですよ。吸痰が嫌なら、看護師に言っておきますし、胃管も抜きます」

リハの先生は「やはり、急に何事もやったら失敗するから、明日の午前中に管を抜き、お昼を自分が介助にきます(まだ固形物を食べていないし、今後はペースト状になるようです)」

母に「お薬を入れるのをもう2回だけ我慢してくれる」と聞いても「絶対に嫌だ」と言いました。

皆さん、結構長い時間・・・少なくとも1時間半前後・・・居て下さり、話し合いました。

そうこうしていると5時になり、お薬の時間になりました。

「見て行かれますか」と言われましたので留まることにしました。

この頃にはすっかり落ち着いて、お薬も何も言わないですんなり入りました。

さっきのは何だったのだろうかと思いましたが、ミトンや拘束も私がいるので一番最初に外して下さいました。

流石にもう帰らなくては・・・と思いましたが、看護師さんも母が落ち着くので居て下さいという感じではありましたので、2時間も経過してしまったのもあります。

この分なら明日の朝のお薬までは大丈夫かなと思い、「母にもう2時間以上経ってしまったから帰るね」というと「もう少しだけいて」と言いましたので、看護師さんに伺うと「ではもう10分ほどでしたら」と言うことになりました。

この間にもう病室で電話をかけてもいいと言われましたので、いつも往診して下さるドクターとケアマネさんに電話をして退院を決めなくてはと思いお電話をしましたが、ドクターは又お留守。

大学に講義に行かれているそうで

それで、看護師さんが話を聞いて下さり、後でドクターに相談して又電話をして下さることになりました。

ケアマネさんにもヘルパーさんなどの手配もありますので、お電話。

とにかくなるべく早く連れて帰ることにしました。

お薬を入れて下さった看護師さんが「ご家族さんがいらっしゃるから落ち着かれたのですよ。でも、多分、今後も私の予想では誤嚥を繰り返し入退院を繰り返すことになるのではないかと思います」

母は「2度とこんなむごいところ、来ない」と心底怒っていました。

5時半になり、母に「じゃあ帰るね」

クリームを塗ってあげて、スマホをそばに置き、TVのイヤフォンを耳に入れてあげて、下へ降りました。

なんか、ふらふらする。。。

1階に降りた時、血圧計があったので測ると179ー113

自分史上、初の数値。

普段は110~120位です。

車を運転して帰るのは危ないと思い、しばし休んで帰ることにしました。

が、2時間経っても下がるどころか200にまで。

よほどストレスフルだったのだと思いました。

この時、ダンスの先生から珍しくラインが来ました。

「お母さんは大丈夫?大丈夫ならランチでも」と思われたようです。

事情を説明するとすぐに電話がありました。

元看護師さんだけあって、呼吸の仕方を教えて下さり、水分を良く摂って、よくトイレに行くようにと言われ、そこに外来があるなら安心の為受診して帰るようにアドバイス。

私もなかなか下がらないので、受診しようかと思っていましたので、診て頂くことにしました。

ドクターは若い方でしたが、「びっくりされたと思うけど、しびれやろれつが回らないとかがなければ大丈夫。返ってCTなど撮るとデメリットが多いから。今は白衣症候群という病気もわかっているので、出来るだけ早く病院から出て、ゆっくりして、今日のことを振り返ってみるように」と言われました。

ダンスの先生が又お電話下さり、「え何も考えないで寝るようにじゃなく、振り返る

窓も開けたまま家を出てきていますし、お花にお水もやらないといけない。

先程の外来の看護師さんから電話があり、ドクターと連絡が付き、何とかうちへ転院するようにするからちょっと待っていて。一人で家で看るの無理だから、ひとまずここへ。

血圧くらい測ってあげるからこちらに来て。待っているから。」とも言って下さいましたが、話も聞いて頂けるので有難いと思いましたが、その時は200くらいあってふらふら。

後ろ頭もおかしいし、頭痛も多少。

そういうことで、今いるところで受診をし、とにかく帰ることにしました。

こうして、5時間位以上経って病院を出ました。

 

 

 

 今日はもう 究極の選択を即迫らえたという感じでした。

いつも往診に付き添って来られる外来の看護師さんも「もう 究極の選択をしないといけない時期に来たんだね」と言われました。

 

 

 

 今日は12時半に師長さんから電話がありました。

先に間違って娘にかけられたようです。

娘は「本人が嫌ならやめてください。でも、この件は母の方に言って頂いた方がいいです」と言ったそうです。

この内容は学生をひとり母に付けていいでしょうかというものでした。

それによって、拘束しなくていい時間も増えるしとのこと。

確かに私が帰る時、ミトンはしませんでしたが、手首はベッドに繋がれました。

母はこの時もう落ち着いていましたので「きつくしないで、優しくゆるくして」と言っていました。

「そうするね」と看護師さん。

私は母が学生さんの存在を今までと同じように喜ぶと思いました。

でも、「それが嫌だと言われるのです。自分はもう退院してもいいと言われたから必要ないと」

どう考えてもたった1日でも母のメリットは大きいです。

スマホだってすぐにかけて下さるでしょうし、お話し相手にもなって下さるでしょう。

この話を病室でしたら「そうかなぁ~~~~」と言っていましたが、(看護師さん不信に陥りました)OKが出ました。

 

 

 

 今朝、整体に行った時、お客さんでスポーツ栄養学を学んだ方がお隣にいらして、自己肯定感をあげるには

存在欲求

意識欲求

承認欲求

成果欲求

を満たすことが必要で、とにかく自分を褒めることだと言われていました。

意識欲求というのは「~しようかなあ」と思っただけでも、そう思った自分はすごいと褒めることだそうです。

これは私の中で新しかったです。

 そして、10時半からお昼まで、カーテンの採寸に来られました。

カーテンでも変えて(時期が来ていたわけですが)、テンション上げます。

母の部屋はかわいいピンクにしました。

私が母が調子が悪い時に寝る部屋はグリーン系にしました。

この2つだけは変えようと思いました。

 

 

 

 

  今日の写真

ジャスミンには癒されます。

 

 

 

 

今日の朝顔は二輪

🍋レモン、健在ですが、何だか危なっかしいような。。。

ぽろっと落ちないかな。

 

千両の実は鳥がすっかろ食べていました。

 

今朝の果物

病院の駐車場から

 

 

 

母の病室から

 

 

 

 

 今日は帰っても一人で大丈夫かなとちょっと心配でしたが、今も血圧は高目かもしれませんが、落ち着いてはいます。

早く寝た方がいいのでしょうが、明日は朝、寝るつもりでゴミ出しもしてきました。

お昼頃、友人がお葬式の帰りに寄ると昨日言っていましたので、安否確認はしてくれます

 

 

 

 

 はぁ。。。

今が正念場です。

そう言えば、書こうと思いつつ忘れていました。

Rちゃんのおばあちゃんが危篤で(珍しく高齢の104歳)、急きょ帰ると一昨日、電話がありました。

今度ベトナムに帰る時にはお母さん方に何かお託けしようと思っていたのですが、あまりにも急で出来ませんでした。

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】2023.0724

 

男の本懐

 

他人が彼をどう評価しようとも、
自分との間で信義を守り、
誠心誠意、交際してくれる人のためなら、
ひと肌脱ぐのは男の本懐だ
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石坂泰三(財界総理と称された元日本経団連会長)
○月刊『致知』2011年10月号
特集「人物を創る」より
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●戦後の労働争議で瀕死の状態に陥った東芝を再建し、
日本経団連会長として日本の自由主義経済の基礎を築くなど
「財界総理」と称された石坂泰三氏の言葉です。

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●きょうの致知一首

「くじけるな」弱さに塩ふる父母のごと
嫉妬の声が「致知」から聴こゆ

(宮城県/日下修様)

コメント (9)
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