命の引き際

2022年09月19日 22時44分22秒 | 医療、病気

 朝9時半の予定の前に、お二人、ショートステイ先の方がお迎えに来て下さいました。

今日は台風なので二人体制なのだそうです。

デイの場合は警報が出たらお休みだそうですので、ショートで良かったと思いました。

前回の大きな台風の時には、母と近所の方と一緒に避難所に行きました。

でも、今回は母はもちろん、私も足が痛くて碌に歩けませんので、とにかく母だけでも安全な場所に行けて本当に安心しました。

 その前に、朝の7時にヘルパーさんが来て下さったのですが、途中でお電話が掛かって来ていました。

台風で午後から危ないので早め早めに終わって早く帰るように言われたそうですが、お電話の様子では、「それは無理です」と言われていました

 朝はまだ雨が降っていませんでした。

強風でしたので流石に歩きには行きませんでしたが、朝顔は見に外に出ました。

今日も九輪も咲いてくれていました。

 今朝の果物

カサブランカが、昨日から更に咲きました。

良い香りがあたりに漂っています。

「整理整頓のつねさん」とSさんが、お二人共、「何かあればいつでも行くから言って下さい」って、これってもう仕事を越えています。

こんなに嬉しい言葉はありませんし、彼等なら本当にそうして下さるだろうと思います。

朝からお昼位までは心配していました。

エリザベス女王の国葬が始まった午後7時頃、中国地方に最も近づきましたが、幸い、台風は逸れて日本海に抜けたようです。





 娘から久し振りに夜勤明けということで慌ただしく電話がありました。

ICUで2人の90歳代の男性お二人とそのご家族に接して、私の意向も聞いておきたいと思ったようです。

又、娘が死んだ場合、お婿ちゃんが死んだ場合、どうしようとしているかということも話してくれました。

今日の場合、延命治療をどうするか明らかにしていなかった方と、していたけれどご家族が納得されず、延命治療になった方のようです。

あとで、ひとりの男性は非常に残念がっていらしたそうです。

気管切開に、透析に・・・

それで、私はどうしたいか再び聞いてきた(何度も聞かれていますが)わけです。

「やはり、命の引き際って大切だと思う」と言っていました。

私も生きていればまだ海外にも行きたいですが、もしこのままこの世を去ることになっても心残りはない気がします。

もちろん母が嘆くので、母よりは後にとは思います。

そして、可能な限り苦しみたくはないです。

私がホスピスで働いていた頃はセデーションというものがありました。

ネットによりますと・・・

~「鎮静」とは、がんの患者さんが亡くなるおおよそ1週間以内に、あらゆる緩和ケア、治療をしても、苦痛が緩和されないとき、鎮静薬(睡眠薬)を使って眠ることで、苦痛がない状態にする方法です。 そして、鎮静薬は亡くなるまで使い続けることがほとんどです。~

でも、今は多くの場合苦痛を取ることが可能になり、セデーションは行われなくなったそうです。

その他の死に方としては交通事故、心臓発作・・・

とにかく、娘曰く「どこまでどうして欲しいか具体的に書いてメールで送っておいて」

もし延命期間があるなら2週間までOKとか3か月までならOKとか等など。

娘は私が医療用語でテキパキ答えられないので困っていたようですが、医療従事者でもないし、そういった経験もないので無理な注文だとは思ったようです。

そこで、「ネットなどで正確な情報を得て調べて考えておいて」ということになりました。

娘は母が97歳ですので私も長生きすると思っているようです。

でも、あの年代の人はそうかもしれませんが、私の年代は80歳少々ではないかなと言いますと、「簡単には死ねないよ」ですって~

以前、「ピンピンコロリと死ぬためには努力が必要」ということを聞きましたのでブログに書いたことがあります。

やはり、暴飲暴食をしていてはそのような死に方は無理のようです。

 7時からエリザベス女王の国葬をずっと観ていました。

女王陛下もいわゆる「終活」をなさっていらしたようです。

音楽なども決めておられましたし。

それは私も考えています。

今のところ、多分、教会でのお葬式になると思いますから。

以前、すべてなしで、散骨とか言ったら、お婿ちゃんが嘆いて絶対にダメだと言いました。

「そんなことをしたらどこでママを偲びますか」

でも、時代はどんどん変わって行き、人の意識も変わって行くでしょう。

とにかく、「命の引き際」についてもっとちゃんと後に残る人の為にも考えておかないといけないと思った次第です。

やはり、人は生きていたように老いますし死ぬように思います。

経験上。

突然死は別として。

認知症を神の恵みと言う方々がいらっしゃいます。

周りは大変化もしれませんが。

私は人は自分の死に方を決めて来ているのではないかと思っています。

もちろん確定したものではなく、あるいはある程度かもしれませんのでいつでも修正可能。

強く望めば、自分の死にたいように死ねるのではないかとも思います。

であれば、出来れば瞑想をしながら移行したいな~。

 又、こんな時間になってしまいました

母からは連絡がありませんでした。

TV(国葬)を観ていたのならいいのですが、調子がいまいちだったのかもしれません。

 台風が去ったあとは涼しくなりそうです。

脚が痛くなければ気持ちよくたくさん歩ける時期になりつつあります。

朝起きると脚が痛くてすぐには曲げることが出来ないのが困ります。

やはり、夏の間に増えた体重を落とすことが必要です。

考えたら体重が増えたから痛みが出てきたように思います。

がんばって痩せます

 

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若い人は、もっと自分を
生かせる場所があるはずだとか、
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≪トラブルを組織の成長に変える


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「Oisix(オイシックス)」の
創業者である髙島宏平さん。

最新号では、経営トップとして
いかにして組織を健全に成長させていくか、
についてお話しいただきました。

大きなトラブルを、どのように
組織の成長に繋げたのか。
その奮闘記に興味は尽きません。

───────────────────
対談の様子はこちら


【髙島】 
それはすごいことですね。

この〝人に任せる〟というのは
なかなか難しいテーマだと思います。

実は今年1月、配送センターの移転に伴う
物流トラブルを起こし、約11万人のお客様に迷惑を
おかけしてしまいました。

入荷計画や判断の甘さが原因のトラブルで、
問題解決まで一週間も配送のストップを
余儀なくされました。

僕も1か月くらい配送センターに
泊まり込みの状況で対応に追われました。

配送センターの移転や物流トラブルは、
それこそ創業2年目から度々経験してきていますが、
売り上げが1,000億円規模になってからの
トラブルだったので、その混乱も数倍大きなものでした。


【鳥羽】
そうですよね。
僕のところにも配送についての
連絡が来ましたもん。


【髙島】
この1件はまだ自分の中で咀嚼中で、
うまく言葉に表現できるほどまとまっていませんが、
非常に多くを学ばせてもらいました。

1つは、
自分ができないことを
人に任せるとは何なのかということ。

組織が大きくなる過程で、
自分の苦手分野はどんどん権限委譲して
人に任せたほうがいいと考え、
物流などは担当責任者に任せてきました。

ところが任せっきりにしていると、
問題が起きた時に何が問題なのか
自分で判断ができず、解決が遅れる。
あるいは問題が起きるまで問題の予兆を掴つかめない。

やっぱり、任せるからには任せ切るのだけれど、
自分が理解した上で任せるという覚悟がないと
大きな問題を引き起こしてしまうのだと痛感しました。


【鳥羽】
任せても、最後の責任は自分が負う覚悟。


【髙島】
それで思い知らされましたが……


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4 コメント

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水仙さんへ (ピエリナ)
2022-09-20 10:32:57
おはようございます、水仙さん(^^)/

お婿ちゃん、かわいいでしょう


日本語がたどたどしいので益々キュート
彼はイタリア人です。

膝に関してはドクターに一番に体重を落とすように言われました。
太ってはいませんが、昨年から比べたら太りましたので・・・。
膝には負担なのだと思います。
と言いつつ、今日はこれから友人とランチに行って来ます。
お互いに「太ってはいけない、痩せなくちゃ」と言いつつです
返信する
真庭の魔女さんへ (ピエリナ)
2022-09-20 10:28:04
おはようございます、魔女姉さま(^^)/

死生観がしっかりなんてとんでもないです。
言うのはいくらでも言えます。
実際は死に臨んだ時どうなのかっていうことが大事ですが、こればかりはその時にならないとわかりません。
やはり怖いですよ。
娘曰く「お母さんは恐れていると思う」と言いますので「当り前よ。未知のものは怖いわ」
未知なので好奇心から楽しみな部分が全くないわけではありませんが、でも、やはり恐ろしいですよ~。
こんな悠長なこと、言っていられないでしょう。

肉体を持って永遠に生きるなんて拷問ですよね。
特に年を取ってきますと益々。

でも、魂は永遠だとは思っています。
来たところに還る旅をしているのだとも。

お子さんやお孫さん、お優しいですね
姉さまにとっては一番の喜びでしょうね。

いつもお祈りをありがとうございます。
私も祈っております。
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Unknown (1948219suisen)
2022-09-20 04:44:15
ピエリナさんが娘婿さんに凄く愛されていることがわかり、なんだかほっこりしました。娘婿さんは確かイギリスの方でしたよね。

私も腰痛がなかなか治らないのは、これも体重のせいかもしれません。
返信する
命の引き際 (真庭の魔女)
2022-09-20 00:02:34
ピエリナさん💕
死に際を考えられるって素晴らしいことです!
やはりピエリナさんは死生観がしっかりしていらっしゃって感心致します
「人は生きて来たように死んでいく」なんていう言葉も聞いたことがあるような・・・
また死があるから、よりよく生きられる!
「永遠の生なんて・・・なんて苦しいのでしょう!」とは思うものの近しい肉親のため
出来るだけ元気で健やかな老後を送りたいとも思います
今日は敬老の日で子どもたちや孫たちが嬉しい心遣いの電話をくれました
何よりも嬉しかったです
ピエリナさんとお母様に平穏なあしたをお祈りします
ピエリナさんの膝痛が治りますように💕
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