結晶の ガラスの小瓶 薄荷油や
(緑のレトロな小瓶に入っていた薄荷油、70年前の記憶が蘇ります。)
薄荷
北海道北見市の「まちづくりプランニング」が制定。(北見市は隣の市です。)
北見地方は昭和初期に世界の70%を超す生産量を誇る「ハッカ」の名産地だったが、現在では天然のハッカがない。
そんな「ハッカが無い」と「はかない」をかけて記念日を制定し、「はかない恋」に悩んでいる人の手助けをし、まちづくりに役立てることが目的。
日付はハッカを収穫して精油の製造時期であり、恋の神様のいない神無月である10月と、「はっか(20日=はつか)ない」と読む語呂合わせから。
記念日は2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
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薄荷とミントの違い、実はほぼ同じなんです。
国によって呼び方が違うので違いは、呼び方なんです。
ひとくちに薄荷やミントと言っても薄荷やミントはシソ科ハッカ属やメンタ属で、種類が600種以上とかなり豊富なのですが、日本ハッカやペパーミントは広く「薄荷」と呼ばれています。
ペパーミントは、メントールが多く、スペアミントは甘い香り成分があります。
先ほど述べました通り、薄荷・ミントはとても多くの種類があります。
薄荷・ミントには多数の効能がありますが、医薬品ではないことを念頭においてご覧ください。
●薄荷・ミントの効能
- 医薬品(湿布・メンソレータム・胃薬・ドロップなど)多数使われている
- 医薬部外品(歯磨き粉・シャンプー・化粧品など)多数使われている
- 抗菌効果
- 消臭効果
- 殺虫効果
- リラックス
- 美容
- 鎮静作用
- 快眠作用
- 胃腸を整える
- 偏頭痛の緩和
- 免疫力アップ
薄荷やミントの効能はまだまだ他にもご紹介できないほど数多くあります。
まさに万能と言っても過言でないほどです。
しかし、注意も必要です。
ペパーミントのL-メントンという成分が血圧上昇作用や神経毒性、また子宮の収縮作用があり、流産を引き起こす可能性があります。
多量に使用したりしなければ流産などのトラブルはないとのことですが、万一のことを考えると、妊娠中は控えた方が賢明なようです。
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昔はどこの家にも薄荷油がありました。