頑張りの ガッツポーズに 春惜しむ
(汗と涙のガッツポーズは感動を呼ぶのです。)
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1974年4月11日、東京の日大講堂にて、プロボクサー・ガッツ石松がWBC世界ライト級王座を奪取したとき(対戦相手はロドルフォ・ゴンザレス)、両手を挙げて勝利の喜びを表した。
この姿を当時スポーツ報知の記者だった柏英樹が「ガッツポーズ」と表現して、この言葉が広く知られるようになった。
このことから、4月11日は「ガッツポーズの日」と呼ばれている。
なお、米川明彦によると「このエピソードがガッツポーズという日本語の語源である」という説は誤り。
プロボウラーの矢島純一によると、ボウリング界では早くからガッツポーズという言葉は使われていた。
柏英樹も、「ガッツポーズ生みの親」として取材を受けると、その都度否定している。
大福戦争を戦っていた大平正芳(当時は自民党幹事長)は、1978年の自民党総裁選挙の際、初めて開催される予備選挙を見越して全国を遊説していた。
派手な振る舞いの苦手な大平は、話を終えて一礼すると素っ気なく立ち去ろうとする。
これではまずいと感じた党本部幹事長室長が「幹事長、何かポーズを」をささやいた。
大平は振り返ると咄嗟にガッツポーズ。
「あー、うー」の大平がいきなりこんなポーズを取ったものだから会場はどよめき大喝采となった。
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大平さんにしては珍しいパフォーマンスだったようですね。
私達も事あるごとにちらっとガッツポーズをすることがあります。
喜びの表現として一般人は大丈夫なようですが、剣道・柔道・相撲・野球・卓球の世界ではマナー違反等で問題視されることも多々あるそうです。
ガッツポーズの他に喜びの表現として、小躍りすること・手を叩く・膝を叩く・歓喜の雄叫びなどがあります。