ご近所の乙女にかけしふーちゃんの言葉の暴力象さんの足
(当時は何も思わなかったのですが記憶に残っているということはやはり引っかかるものがあったんですね。)
花祭り 象引く稚児の 末弟や
(末の弟は仏教系の幼稚園の花祭りに参加していました、誇らしげに緊張して歩いていたのを思い出します。)
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象の日は、4月28日に制定されています。
こういう記念日にありがちな、語呂合わせではありませんので、どれだけ頭をひねってもわからないですよ!(笑)
象の日は、日本にやってきた象が、当時の天皇と対面した日なんですから。
江戸時代、幕府への献上品として、ベトナムから象が日本へやってきました。
当時は、電車も車もない時代。
大きな象が何日間もかけて長崎から江戸の距離を横断するのです。
現代は、動物園などに行けば象に会えますが、江戸時代には動物園なんてものはありません。
そんな当時の人々にとって、象を見れるというのは大変、珍しいこと。
今見なければ、一生お目にかかれないかもしれない。
そう思った人々であふれ、象が通る場所は、連日大フィーバーになっていました。
そして何とか4月26日には京都へ到着します。
ですが、そこへ大変なことが起きます!
象が日本に来ていて大フィーバーになっていること、そしてその象が京都にいることを小耳にはさんだ天皇。
突然、「象を見てみたい」と言い出したんです。
現代では、天皇陛下にお会いするのに、自分の地位は必要ないですよね。
でも当時は官位を持っていなければ、天皇に会うことは許されない時代。
つまり天皇が象を見たいと言ったところで、すんなり見れる時代ではないのです。
確かに、象から会いに行こうとしたわけではなく、天皇のわがままではあるのですが、だからといって融通は利きません!
そこでその象に「広南従四位白象」という官位をつけ、4月28日、天皇と象は無事対面できたのです。
象の日は、象を愛護する日などではなく、天皇が初めて象に対面した日なのですから、その日にちなんだイベントはなかなか難しいのかもしれません。
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私が初めて象に対面したのは小学校1年生でした。
網走市の在に住んでいた私は、町の小学校のグランドに象を見に出かけました。
なぜか象さんに乘り、母は象使いのおばあさんのように横に立っていたのです。
多分写真屋さんのリクエストだったのでしょうが、当時見ても可笑しいと思ったので、相当可笑しかったと思います。
あっ、そうそうタイに行った時も象に乘りました。
夫と二人で、象に揺られてのお散歩はちょっと怖かったです。
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網走の桜も昨日開花しました。4月中の開花はとても早いです。
1953年からの統計上最速でした。
因みに4月中の開花は今年で4回目です。