オーディオスペースコア

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B&W 805D 試聴しました♪

2010-08-08 11:57:06 | ハイエンド試聴
今日は超人気のB&W社805Dダイアモンドツィターのスピーカーを聴いてみました。(^^)v

バイヤイヤー式だとジャンパーワイヤーの長さや端子の接点数で位相が変化します。
いつも質問してるんですが、どちらに繋ぐことを推奨していますか!?…と。
下(ウーハー側)に繋いでください。ともことでしたので、一応それに従って試聴。

ツィターとウーハーのつながりとエネルギーバランスがいまいちです。(^_^;)

そこで、上下同条件で試聴。(^^)v

つながりが格段によくなりました♪
まとまりが出て、クロスオーバーの位相特性もよくなったようです。

ダイヤモンドのエネルギーが勝ってるせいか、クリアーで繊細な音はいいものの、
全体的なエネルギーバランスはまだ素材の組み合わせとしては模索中って感じです。


素材としてはダイヤモンドは比重:硬度が理想で、
歪率では素晴らしいのだと思いますが、
ウーハーまでダイヤモンドではないので、レスポンス差や音色差を
ネットワークやタイムアライメント等で揃えてやらないと難しいですね。

ウィルソンやディナウディオ、リンデマン等、素晴らしいサウンドを奏でる
メーカーがあえてダイヤモンドを使わない理由がそこにあるらしいです。
ユニット間でハーモニクスを感じなければいいスピーカーとは思いません。
位相がずれていればハーモニクスは生まれません。
トータルでシステムとして考えることがスピーカー設計では非常に重要だと思います。

しかし、何事にも率先して取り組み、振り出しに戻ってでも技術を獲得していく姿は
メーカーとして素晴らしいと思います。

今日はいろんなことを考えさせられる試聴でした(^^ゞ