オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

DYANUDIO SPECIAL-FORTYをいかに鳴らすか!

2017-08-22 12:55:33 | チューンナップ
相変わらずご来店のお客さまの多くがコアで鳴っているSPECIAL-FORTYの音を聴いて、「やっぱりこのスピーカー凄いね~」って言ってもらってます。

もちろんですが、スピーカーだけで音は出ないので、全ての機器の個性(良くも悪くも)が音に素直に出てくるのが、このスペシャル40の凄いところでもあり、難しいところでもあります。

スピーカースタンドひとつでもガラッとスピーカーの音色は変化しますので、面白い反面性能をスポイルすることもあるので要注意なんです。

さて、コアで鳴らしているSP40ですが、何故お客さまにお褒めの言葉をいただけるのか理由を書きたいと思います。

まずは、スタンドです。
これはアコースティックリヴァイブ製の2本脚のモデルで音のバランスがとても良いです。
ダンピングし過ぎず、でも余計な歪が少ない、とても重宝しておりますが現在は生産中止。
もちろんコアでは販売できるお薦めのスタンドを推奨していますので、ご来店時にご相談ください。

それから、スパイクです。
オーディオリプラスのRSI-M8というスパイク、RSDというスパイク受けです。

純正のスパイクはステンレスのM8トガリをきっちり削ったものです。
それを、交換しました。

物凄く貢献度高いです!!

もちろんセッティングもあっての音質の貢献度なので説明します。
まずは水平を取ります。





精度的には良くない小さな水平器ですが、ここからが肝心です。

左右の位置関係をキッチリあわせるんです。

水平器で合わせたつもりでもかなり左右が違います。

それをスパイク調整で合わせていきますが角度だけあわせてもダメで、スピーカーの高さを揃えながら合わせていきます。


水平を取ることの目的以上にとっても音に貢献度があります。

最終的な微調整はヒヤリングでしますが、定位の滲みや曖昧さがスパッと取れる場所があります。




こうやって、素晴らしいスピーカーだけに、ポン置きでも音質がよいという片鱗は聴こえるものの、スタンドやスパイクの材質の音色に支配されないようにし、精度高くセッティングすることで、高次元の音がビックリするくらい出てくるんです!
アンプやCDを上級クラスにするよりも変化が大きい時が多々あります!

是非ご興味ある方はやってみて下さいね♪