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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

K4護岸の捨て石投下に抗議

2018-07-31 23:38:31 | 米軍・自衛隊・基地問題

 7月も最終日となった。31日(火)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。昨日30日からK4護岸では、残されていた開口部を閉めきるため、捨て石の投下が始まっている。台風12号の影響で風が強いなか、抗議船2隻とともに午前中、K4護岸の最終段階の工事に対し抗議行動を行った。

 4枚目の写真は午前11時半頃の写真だが、空いていた50メートルの半分近くまで来ている。この日は強風のため、カヌーの行動は午後は中止となった。最終確認はできなかったが、午後5時までには半分以上に伸びたと思われる。

 カヌーチームは今日もオイルフェンスを越えて、K4護岸工事に抗議した。ここまで工事を進行させるには海保の力がなければ不可能だった。海が好きで海保になったのだろうに、こうやって海の破壊を手助けしている。

 護岸が閉めきられてしまえば、土砂が投入される前に内部の海は死に向かう。軍事基地を造るために辺野古の海が破壊され、そこに生きる生き物が殺されていくのを見るのはつらいものだ。1年前に漕いでいた海は護岸の向こうにあり、もう近づくこともできない。

 新聞を読めば県民投票に10万人余が署名したというが、遠い世界の出来事のようだ。10万人の人がほんの少しでいいから、交替で辺野古で行動すれば、海が閉めきられることを止められただろうに。


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