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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

陸と海とで力を合わせ、琉球セメント桟橋で土砂搬出に抗議行動

2019-01-16 23:52:07 | 米軍・自衛隊・基地問題

 16日(水)は朝から曇り空で、断続的に小雨が降る肌寒い1日だった。水曜日は名護市安和区の琉球セメント桟橋で行われている土砂搬出に対し、集中行動を行っている。桟橋の出入り口では土砂を運ぶダンプカーに対して抗議行動が取り組まれ、海ではカヌーとゴムボートでガット船(運搬船)に対して抗議行動が取り組まれた。

 運搬船のそばにカヌー14艇で張り付いて、午前10時前から全艇が海保に拘束される午後4時頃まで、6時間以上の抗議が続いた。船首側のカヌーは船から排水を浴びせかけられたが、それに耐えてカヌーの上で粘った。

 周りではゴムボート2隻がサポートにあたり、トイレや弁当などいろいろと世話をしてくれた。同時にメガホンで作業員に訴えも続けられた。ダンプカーの搬入が止まっている間は、陸で抗議しているメンバーが海岸から声援を送ってくれ励まされた。

 陸の抗議行動によってダンプカーによる土砂搬入が遅れ、さらにカヌーの抗議で運搬船がなかなか出港できない状況となった。そのため、いつもは運搬船が3隻出港するのに、この日は1隻しか出港できなかった。

 多くの人が集まり、陸と海で力を合わせれば、工事を遅らせることができる。その積み重ねの上にしか、工事阻止の展望は開けない。カヌーの片づけを終えた時はすでに暗くなっていたが、成果が出た日は疲れにも意義を見出せる。頑張りましょう。


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