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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

11月17日の高江の状況

2011-11-17 23:20:50 | 米軍・自衛隊・基地問題




 11月17日は午前10時15分頃に沖縄防衛局と建設業者、警備員がN4にやってきた。トラックからショベルカーを下ろし、作業現場に入れようとしたが、整然とした座り込み行動によって、路上で立ち往生することになった。





 名護署のパトカーが来て何度か現場を確認し、車両についての話し合いが行われたが、それ以上の動きはなかった。
 高江で取り組まれているのは、住民の生命と安全な暮らし、自然を守るための静かな座り込みである。そういう行動が強制的に排除されることがあってはならない。
 沖縄防衛局も午前中はいろいろ言っていたが、午後は打つ手がなく疲れたのか、動きも少なくなった。





 17日に行われた作業は、二人の作業員が出入り口付近の草刈りを行っただけで、午後3時40分頃にショベルカーをトラックに乗せて、作業員の一部は引き上げていった。その後も沖縄防衛局員は残っていたが、何もできずに4時45分頃に全員引き上げた。
 沖縄防衛局は現場の状況を執拗にビデオ撮影している。目的は座り込みへの弾圧であり、車両を排除して重機類を現場に入れることである。一人でも多くの人が座り込みに参加し、高江ヘリパッド建設反対の世論を大きく作りだすことが、強制的な排除を食い止める一番の力になります。全国各地で声を上げ、行動していきましょう。







 抗議行動の間にも上空を米軍ヘリが旋回し、訓練を行っていた。来年の今頃、MV22オスプレイが飛んでいるという状況を許してはならない。
 午後は曇り空で風が強くなり、肌寒くなった。4時50分から総括集会を開き、参加団体や議員団、高江区民の皆さんのあいさつを受け、ガンバローのこぶしを上げて17日の取り組みを終えた。




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