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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

長く海の闘いを担ってきたメンバーの訃報を聞きつつ、辺野古新基地建設阻止を誓う。

2017-12-11 23:57:20 | 米軍・自衛隊・基地問題

 週明けの11日は朝、カヌー20艇で松田ぬ浜を出発した。ほかにカヌー5艇が浜の近くで初心者練習を行った。いつもよりカヌーの数が多いので、海保も慌てたようだった。K1護岸では今日も捨て石の投下が続いた。

 鉄塔前ではK1護岸方向で汚濁防止膜を前の方に移動し、根固め用袋材を積んで仮設道路を伸ばす作業が進められた。反対側のN5護岸方向でも根固め用袋材を置き、仮設道路が伸ばされている。

 N5護岸では午前中、被覆ブロックの設置が行われていた。一部に被覆ブロックの上段が積まれていない箇所がある。下段のブロックの下の海中に根固め用袋材を投下して補強するような作業も行われていた(位置的にダンプカーの方向転換をする場所を作っている可能性もある)。

 今日もK1護岸とN5護岸の両方で、カヌーチームはオイルフェンスを越えて抗議をくり返した。

 午後、海上行動のさなかに、長く海で闘ってきたメンバーの訃報が届いた。松田ぬ浜に戻り、その死を悼んだ。闘病を続けながら、ぎりぎりまで海に出て抗議行動を行っていた。その遺志を継いで、何としても辺野古新基地建設を阻止したい。


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