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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海でも陸でも工事はなく、カヌーの整備作業を行う。

2018-11-23 23:49:25 | 米軍・自衛隊・基地問題

 23日(金)は勤労感謝の日で、海でも陸でも工事は行われなかった。豊原から見ると、重機は現場に置かれているが、稼働はしていなかった。護岸の上や②-①工区も作業員の姿はない。

 工事がないのを確認してからカヌーメンバーは、カヌーの「辺野古ぶるー」という文字を書き直したり、テントを洗ったりなどの作業を午前中行った。

 上の写真は一昨日21日に取った作業ヤードの写真で、下は今日23日に撮ったものだ。15日から資材搬入が再開されたが、21日の本ブログで書いたように、少なくとも3か所で資材は使われている。辺野古岬付近の作業ヤードにも砕石が運ばれてきた。写真を見てわかるように、この2日間で新しい山ができている。

 ②-①工区への埋め立て土砂投入だけでなく、新たな護岸や仮設道路の工事も行われる可能性がある。その材料となる砕石の準備が進められていることを認識しないといけない。

 瀬嵩の森の上から見ると、警戒船も出ておらず、海保のゴムボートや司令船もほとんどが浮桟橋に停泊していた。浮桟橋近くのクレーンも下りていて、作業和船は陸揚げされたままだった。

 バージ船の上は汚濁防止膜が無くなっていて、クレーン付き台船も離れた場所に停泊していた。汚濁防止膜の再設置は終了したようだ。 

 バージ船の上に載っている赤い物は航路標識で、台風24号でアンカーが切れ、漂流して破損したのだが、修理が終わったらしい。これから長島沖に再設置されることになる。

 沖縄の野山はサキシマフヨウの花が盛りだ。正面はもとより、後ろから見た薄紅色もきれいだった。こういう花が当たり前に見られるヤンバルの自然を大事にしたいものだ。

 


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