◼︎Unbrokenとは
女流作家のローラ・ヒレンブランドが、2010年に発表し、ベストセラーになった同名ノンフィクションの著書を
アンジェリーナ・ジョリー監督でコーエン兄弟脚本の伝記映画の感動作
手癖の悪い問題児が、その走る才能を買われて、オリンピック陸上選手に!その後、軍隊に入るも、
戦闘機の不備で墜落!!戦友とボートで、47日間も太平洋上をさすらいながら生き延びた!とい
漂流体験の末、敵の日本軍に発見されて捕虜となった収容所で、サディスティックな日本軍人(Bird)に
目をつけられ、過酷な扱いを受けることに…。
オリンピックの栄光と戦争、漂流からの奇跡の生還、
悪夢の捕虜生活に、戦後のPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ毎日… ルイ・ザンペリーニの生涯を描く。
※作品予告編のサイトより(一部抜粋)
http://cia-film.blogspot.jp/2014/02/unbroken.html
予告動画で日の丸と旭日旗が、意図的に悪しき象徴として、印象操作されている印象を受けたのは気のせいだろうか。
原作本では『日本人は人喰いの風習がある』というような記述があり「そんな風習は無い!」
「反日プロパガンダではないか?」との憤怒の声も多く、専ら日本人の関心はこの点が映画で
どの様に描かれるのだろうか? という事に尽きるのではないだろうか?
その『Unbroken』に関する非常に興味深い記事があるので以下に紹介する。
◼︎「アンブロークン:第二次大戦時のサバイバル・不屈・贖罪の物語」
作品の概要紹介と作者のローラ・ヒレンブランド氏のNPR (米国営ラジオ)におけるインタビュー
(2010年11月20日)が紹介されており、このサイトに寄せて作者から日本の人々への
メッセージとして下記内容(一部抜粋)が記述されている。
「アンブロークン」を書かずにいられなかった理由。先ずそれが、それまで私が聞いたこともない
類まれな想像を絶する実話だったからです。私は、この物語が、抗争に関わった全ての人々に
理解と癒しをもたらす機会を提供していると考えました。私の本を読んで下さる日本の方々が、
そして世界の全ての読者が、この本に勇気付けられることを願っています。
(しかし、この本の翻訳権は23の外国語に売られたが、なぜか日本語は含まれていない。)
http://www.us-japandialogueonpows.org/Unbroken-J.htm
そして非常に興味深い人物がいる。この記事の執筆者で『Unbroken』の主人公である
ザンペリーニ氏に会った事があり、「残忍だった日本人監視(Bird)に、もう全てを赦していることを
伝えたいので、彼に会えるよう手伝って欲しいと頼まれ、感動したことを覚えている。」という
この人物は徳留絹枝氏。
■ 徳留絹枝氏(Tokudome Kinue)
在米リサーチャー。シカゴ大学修士課程修了。国際交流基金CGP安倍フェロー。
徳留氏は日本人ライターで『忘れない勇気』 の著者です。これまで日米の出版物に、
日本軍の捕虜となった米兵に関する多くの記事を発表。米国のみならず、日本、韓国、台湾、欧州で
主 に NGO リーダー、そして政府、国連関係者など広範囲に面接調査 を行っている。
彼女は「US-JAPAN DIALOGUE ON POWS」の設立者、代表でもある。
■「US-JAPAN DIALOGUE ON POWS (捕虜:日米の対話)」
米国カリフォルニア州の非営利団体により、運営されている。目的は、日本と米国の
人々の間に、第二次大戦における日本軍捕虜の歴史に関する理解と対話を推進するためとの事。
http://www.us-japandialogueonpows.org/
特筆すべきは徳留氏による主人公のザンペリーニ氏へのインタビュー記事は
あの創価学会の月刊誌 『潮』 に掲載されていること。
http://www.us-japandialogueonpows.org/KinueTokudome’sArticle,Unbroken.htm
また、この徳留氏はあの『ザ・レイプ・オブ南京』の故アイリス・チャン氏にもインタビューしている。http://www.history.gr.jp/~nanking/chang07.html
そして何よりも同サイトのアドバイザーには、何かと日本に圧力をかける
あの「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」の副所長であるエブラハム・クーパー師がいる。
■サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)
強制収容所に収容されていたユダヤ人により創設。ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の
記録保存や反ユダヤ主義の監視を行い、国際的影響力を持つ。米ロサンゼルスに本部を置き、
エルサレム・ニューヨーク・トロント・マイアミ・シカゴ・パリ・ブエノスアイレスなどで事務所がある非政府組織。
■副所長エブラハム・クーパー師
クーパー師は、長年ユダヤ人問題・人権問題に関ってきた活動家。これまで国連・米国上院・
日本国会・フランス議会の関係者の前で、証言してきた。
安倍総理の靖国参拝を非難する声明を発表。
■「SWC」と「創価学会インターナショナル(SGI)」の連携
「SWC」と「SGI」の連携は池田大作(会長)が最初に「SWC」のロサンゼルス本部を訪れた
1993年1月に始まり、この訪問を機に連携し、戦後50年の1995年8月15日「ホロコースト展」が
広島の国際会議場で開催されたのである 。
http://www.hiroshima-soka.jp/hasshin/ha_an.html
この「SWC」と「SGI」だけでなく「統一教会」とも連携があり、更には「世界抗日戦争史実維護連合会
(Global Alliance)※」とも連携して日本バッシングをしているとも云われている。
※グレンデール慰安婦像などでおなじみの在米華僑系団体:中国共産党と繋がっている。
徳留氏に話を戻すが、彼女はローラ・ヒレンブランド氏の記事や故アイリス・チャン氏への
インタビューの他、アメリカAmazonで徳留氏の名前を検索すると、ユダヤ人を救った外交官の
ラウル・ワレンバーグ氏やホロコースト、日本の捕虜の強制労働訴訟をテーマとしているらしき
英文書籍が検索される。
また、彼女の日本語での出版本や寄稿を見ると創価の月刊誌潮、
聖教新聞、創価の出版社以外はほぼ見付けられない。
とにかく戦争の贖罪(特に日本)の啓蒙活動に非常に熱心な方と見受けられるし、
「Unbroken」のような反日プロパガンダ作品との関係性も含めて今後も注目していきたい人物だ。
尚、 これら反日ロビー団体の連携、関係者についてはajna 氏の下記ブログに詳しく
記載されているので、是非一読をお勧めしたい。
◼︎参考ブログ「反日はどこからくるの」
ヘイトクライムの仕掛け人 エイブラハム・クーパー
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/36791324.html
【拡散希望】サイモン・ウィーゼンタール・センターと創価学会と中国共産党
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/36576174.html
最後になるが、徳留氏は11期生 安倍フェローである。http://t.co/bebTl2SAm6 の 10頁
「旧日本軍による戦争犯罪の犠牲者に正義を求める米国のNGO:アジア太平洋戦争は
もう一つのホロコーストとして記憶されるのか」
国費で国益を損ねる勘違いな反日研究を、アメリカで行っている事は、甚だ問題である。
ちなみに朝日新聞社の月刊『論座』2007年6月号における彼女のインタビューに対し、
あの米下院議員マイケル・ホンダ氏は「日本の謝罪は正式なものとは言えません」と発言したそうだ。
http://www.us-japandialogueonpows.org/News%202007-J.htm の5/7/07
この情報戦の今、反日ロビーに対抗し、国益に沿う適切な対応をフェローの方達にして戴きたい
と願う国民は我々だけではないはずだ。
乱筆、乱文お許し下さい。
共同発信者 @jpxfr @aozukinsan