Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

撮られるのは好きじゃないけれど

2006-12-13 06:19:33 | えとせとら
今は晴れていますが、午後には雨が・・・なんてつれない予報が出ています。
冬の太平洋側は晴れが多いはず、なのに、このところ毎日のように傘の出番。
美肌のためには、やや湿度が高めのほうがいいですけどね

本来なら、今日が母の五七日の忌明け。
母は生前、それもまだ脳梗塞などで倒れる前に、自分が死んだときの葬式の希望などについて書置きがしてありました。

書置きと一緒に、遺影に使う写真も数枚入っていました。
10年以上前に父と一緒に出かけたときのものや、行きつけの喫茶店の前で撮ったもの。
父も母も昔人間だから、2人寄り添って、なんてのはないの。かなり離れて立っているのよ。写す兄も、もう少しそばによるように言えばいいのにね
喫茶店の前で撮ったものは、サツキの鉢植えが綺麗だったので撮ったみたいです。

どちらにしても顔が小さいし、70代はじめではありながら充分老けてはいるものの、ちょっとあまりにも昔の写真すぎるわよ。

そこで、前々から母にもしものときには・・・と考えていた、私が撮った写真、それを強く推すことにしました。
その写真は、父が亡くなる2週間ほど前、私が育った実家の裏でHEICOと並んで撮ったもの。
すごくいい顔で笑ってるんですよ。オートフォーカスの二眼のカメラで撮ったにも関わらず、ピントもかなりよく合っているし。

兄姉の同意もあり、葬儀屋さんもこれなら、とOKが出たので、めでたく?採用されました
元気だったころの母の雰囲気がよく出ています。
服は本当に普段着のままなんだけれど、いかにも母らしくていいね、と身内にも好評でした。やっぱりこれにしてよかったわ

ここでわが身を振り返ると、ここ数年、自分のちゃんとした?写真を撮っていません。旅行に行っても、景色ばっかり撮っちゃってね。
それに、写されるの好きじゃないのよ~。年々太めになっていくわが身を見るのがつらくて・・・・・・

でも、いつどうなるかわからないもの。一年に一枚でいいから、ちょっとは「まし」な自分の写真を撮っておくことって、結構大切じゃないかしら?

遺影の母の笑顔を思い出して、ちょっぴりしんみりウルルの朝です