Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

こだわりと妥協の兼ね合い

2023-12-06 08:37:26 | 暮らしのあれこれ

昨日自転車でアピタに買い物に出かけたのですが、数日前タイヤに空気を入れたはずなのになんだかペダルが重く、脚の筋肉が落ちたのか、それとももしや・・・と思ったらその

もしやのほうでした。左後輪(三輪自転車なので)のタイヤに空気がない。

完全にぺっちゃんこになっていないのでおそらく虫の劣化かと思われますが、自転車屋さんのお世話になる羽目になってしまいました。

我が家の周辺には生活するのに必要なお店がほぼそろっていて、ありがたいことに自転車で充分事が足りてしまいます。普段の生活には欠かせません。今の自転車は2台めで荷台の

かごもかなり劣化していますが、最近売られているものはかごが小さくて。それに普通の自転車よりずっと高いのでもっと歳をとって自転車がこげなくなるまでは乗り続けるつもり。

今日もあちこち動く予定があるので、さっさと直しに行かなくちゃ(昨日自転車屋さんは休業日)。

 

さて、自転車もそうですが日常使っているお気に入りの道具が劣化して買い替えを考えるとき、出来るだけ同じようなものを探すけれどこれがなかなか見つからない。

今のように検索するとたくさんの候補が出てくる時代になっても、全く同じものを見つけられる可能性は思ったより高くないような気がします。

今回私にとって、急須がそれでした。

これまで使っていたものは中にステンレス茶こしがついているのですが、そのステンレス茶こしの形がよく売られている底が丸くカーブしているものではなく、全体が円筒型でしかも

網目が細かいもの。

もうかなり前にロフトで手に入れたもので、注ぎ口からの垂れもなく、しかもその茶こしがとても長持ちしたのでおそらく10年以上使っていたのではないかなと思います。

でもさすがに長年使ってきて茶こしが劣化。底のほうに亀裂が入ってきました。それでもだましだまし使ってきたものの、そろそろ新しいものを探したほうがよさそうかなと少し前

から検索していたんです。

そしてブラックフライデーセールのAmazonで買ったのがこれ。

                 

右にある茶色のものがこれまで使っていたもので、左が新しいもの。茶こしの形状がわかるように外に出しました。

実は今までとほぼ同じ形の急須(ティーポットと呼ぶべきかな?)もあるにはあったんです。が、茶こしが違っていたんです。よくある形のものだったので却下となりました。

この円筒型の茶こし、スーパーステンレス茶こしと言うらしいのだけれど、これを使ってある急須は数があまりないように思いましたね。

そのあまり数がない中でこれを選びました。商品ページには動画もついていて、どうかなと気になっていた注ぎ口からのしずくの切れもよさそうだったからです。

月曜に届いて昨日から使い始めたのですが、二人分のお茶を注ぎかけたら、あ     あかんわ、これ。

注ぐとついでに注ぎ口から急須本体へお茶が垂れてしまいました。湯呑の下にはお茶の水たまりが。急いで拭き取って残りを注ぎましたが、中の湯量が半分くらいになってからは

垂れは収まりました。一人分くらいの湯量、急須の半分程度くらいなら垂れずに使えるけれど、二人分一度だとダメですね。その後も注意深く注いだものの垂れました。

それから茶こしの深さが急須の底から1センチくらい上までしかないので、お茶の葉が充分広がりきらないきらいがあります。

そこいくとこれまで使っていたものは茶こしも下のほうまでしっかりあって、少量のお湯でもおいしくお茶が出せたのに。

失敗の買い物、でしたね、と敗北宣言。でも茶こしは優秀です。問題は急須本体にあると思いますね。メーカーさんには改善を求めたい。

古いほうは今日の不燃ごみで出そうと思いましたが、もうしばらく置いておこうかと思います。そして根気よく、今度こそベストな後継の急須に出合うまで探し続けます。今度は

妥協せず。

 

でもここで思うけれど、こだわりと妥協の兼ね合いって難しいものがありますよね。

あまりこだわり過ぎると、それがなくなったときに慌てるといいますか、心穏やかでなくなります。あんまりゆるゆるでもなんだけど、時にはこれでまあいいか、というフレキシブルな

対応も出来るようではありたい。でも、この急須はやっぱりちょっと、だな。