今日から7月。うるう年の今年は今日が半夏生。
関西ではタコ、福井ではサバ(焼きサバかな)を丸一本食べる風習があるようですが、我が家では今日はどちらも食べる予定はありません。でもこういった行事食は献立を決めるとき
ラクでいいですよね。でもどうして恵方巻だけが全国的なものになったのでしょう。
恵方の方角を向いて黙って一本食べきるとご利益がある、というパフォーマンスつきなのがウケたのかもしれません。なにしろクリスマスといいハロウィーンといい、宗教的意味合いは
横へ置いといて、楽しいところだけ取り入れることが好きな国民性ですから。
さて、今朝パソコンを立ち上げて最初にしたのは、お中元の手配。
5件ほどしか送りませんが、7月と12月それぞれお届け物をしています。
最近は送るものもほぼ毎回同じ。1件を除いてお米を送っています。除外した一件はご自宅でお米を作っているからで、そこへ送るものだけは毎回悩むことになりますが、今年は以前
本でも読んで知っていたツナ缶の詰め合わせにしました。いつもより金額が張ったけれど、私が骨折したときにお菓子の詰め合わせをいただいたので、返礼を兼ねて。
そのお菓子をいただいたとき「お見舞いじゃないけど」とは言われましたし、お見舞いという熨斗紙もありませんでした。なのでこちらも快気祝いみたいにはしないで、お中元の
額を上乗せで対応することにしたわけ。
でもお向かいさんからはお見舞いの金封をいただいているので、何か考えないといけませんね。80歳をはるかに超えていますが、私と違ってイケるくちなので、クラフトビールでも
贈ろうかしら、なんて思っています。
こうしたお中元やお歳暮、よくいただくお宅は本当にたくさんいただきものがあるわけで。
以前お客様のところへ仕事に行ったとき、横流し?いやおすそ分けをいただいたことがありましたっけ。高級な魚の切り身の粕漬だったっけ。
贈る側とすれば、相手に気に入ってもらえれば幸いだけど、なにかしら贈ることに意義がある場合がほとんどだと思うんです。我が家が実にそれだけど、それでも出来れば贈った先で
消費してもらえればより嬉しいとは思います。
まあでも、そろそろやめたいなぁと思ったりはしますよ。せめてお歳暮だけにするとか。昔より送る件数は減っていますが、うちのような個人自営業には負担が大きいので。
仕事関係ではお中元お歳暮も続けていますが、親戚間ではほとんどありません。婿さんのところとやりとりするべきなのか、などと考えたこともありますが、お米をいただいたお礼に
何かしら送るくらい。まあこれがお歳暮代わりみたいなふうになってはいます。
あと親戚で今年初盆を迎えるところがあるので、そこへはちょっとしたお供えはしなくてはいけないかな。近くに住んでいることもあるので。
そんなお中元やお歳暮、いただくことは贈るのよりもっと数が少ないのですが、皆さんはいただいて何が一番うれしいのでしょうね。
私は以前は自分も食べられておいしいものがよかったけれど、今では家計の助けになるビールやお米がうれしい。どちらも値が張るじゃないですか。特にお米は今年じわじわと値上がり
しているし、私の愛するあられやおせんべい業界では政府に備蓄米の放出を願い出た、なんてニュースも目にして危機感を抱いているんです。
夏場にいただきがちなゼリーなど冷たいお菓子もおいしくていいけれど、あくまでおやつにしかならないので。あちこちからたくさんいただく中にそういうのがあるのはいいでしょう
けれど、うちみたいに数少ないと実益優先なので。