昨日の最高気温は25.8℃、だったんだそうで、家のなかではさほどではなかったけれど、外に動き回ったらさぞ暑かっただろうな。
その温度を見越して、冬のコートとダウンを洗って片づけました。ダウンはユニクロのウルトラライトダウンなので、毎年家で洗っています。
コートは中綿のもの。去年身内の葬儀や納骨のときに着る黒いコートがないのに困って、急遽買ったもの。ロング丈で、ダウンだとクリーニングのとき出費が痛いと思ったので、家で
洗えるものをと選びました。
しかしどちらもネットに入れて洗ったけれど、ネットに入れた状態で本当にきれいになっているんだろうか?といつも思います。
そしておしゃれ着洗い洗剤を使うとよくあるのが、洗濯槽の裏側のカビや汚れが付着すること。洗浄力が強いせいだからかなと思いますが、今回はなんとかよかったけれど、また
そのうち洗濯機の掃除をしなくては。その際お風呂の残り湯を使いますが、我が家は外に洗濯機があるのでいちいちバケツでお湯を運ばなくてはならないのが負担なんです。やれやれ。
ぼやきはそのくらいにして、いくら夏日であっても季節は春。一昨日買い物に行ったとき、見切り品コーナーに小さめの生の筍を見つけました。
その少し前に、テレビで生の筍のあく抜きは皮を剥いて半分に切って茹でればOK、という産地の人の話を聞いていたので、試しにやってみようかという気に。
採れたてじゃないし、おまけに売れ残りだからなぁとちょっと心配しつつ、米ぬかを入れてゆでた後始末が楽になるのならやってみようじゃないの。
いつもなら大きさにもよりますが、穂先を斜めに切り落とし縦に切れ目を入れてある程度皮を剥いて、唐辛子と、米ぬかは直接入れずだしパックか麦茶用の紙パックに入れて
水からゆでる。時間はと言えばう~ん、1時間はゆでているだろうか・・・・・・なにしろ浮き上がるので落しぶたをして、根元に竹串がすっと通るようになるまでゆでて、
鍋に入れたまま冷ます、というのが常套手段。
テレビで見たやり方はさっきも書いたとおり、皮を全部むいて、確か縦半分に切っていたはず。皮のところにアクがあるからむいてしまうという説明で、15分くらいゆでればと
言っていたような。さすがにそれではちょいと時間が短いかな?と思い、竹串が素直に入るまでゆでました。30分くらいだったでしょうか。
3分の2くらいは煮物にしてみましたが、確かにそれほどアクは気になりませんでした。全くない、とは言わないけどほんの少し感じただけ。
残りはやっぱりたけのこご飯が食べたい!ということで
どこ?筍は、な絵柄になってしまいました。ですが、味はよかったですよ。
前日の煮物の煮汁に干し椎茸の戻し汁と調味料を足して、鶏もも肉やニンジンと一緒にさっと下煮してから炊き込みました。ここに木の芽があったら完璧、なんだけどなぁ。
こうした生からゆでた筍は、ゆでたけのことして年中出回っているのとはまるで別物に思えます。春には絶対食べたいもののひとつ。
畑近くの農協のスーパーの産直コーナーには、採れた筍を水煮にしたものを真空パックにして売っていることがあるので、見かけたら問答無用で買うことにしています。今回の
ような小ぶりなものなら自分でゆでるのももちろんあり。
春野菜もやわらかくておいしいものですが、どういうわけかいつも行くアピタでは、いかにも、な春キャベツがまだ出ていません。この前孫の入学式の日に近くのスーパーで見かけて
やっと手に入れましたけど、寒暖差のせいなんでしょうか。
やわらかさや香り、そして苦味。今でなければ味わえないものは存分に楽しまなければ。