昨日の記事に書いたとおり、補聴器専門店へ行ってきました。
まず聞こえの状態について、簡単な設問に回答。やかましい場所で人の話す声が聞こえにくいかとか、聞こえに関するいろいろなシチュエーションでの状態に5段階で自己採点。
そのあと小さな電話ボックスくらいのところに入れられて、聴力検査。窓はあって外は見える状態。
ただ検査と言っても建物のすぐ横を電車が通過するたびにかなり大きな音がするし、完全な防音にはなっていなくて、ヘッドフォンをつけても他の来客とのやり取りや靴音も結構聞こえる状態。
なのでかなり集中して検査に臨みました。
まず信号音がどれだけ聴こえるか、そのあと言葉が一音ずつ流れてきたらオウム返しに言う、というテストをしました。
結果はと言うと、低い音は充分、若い人と同程度に聞こえているけれど、音が高くなるにつれてだんだん聞き取りにくくなる傾向。
言葉の聞き取りは、母音などはっきりした言葉は聞き取れているけれど、サ・カ・タ行などの違いが聞き取れない場合があり、ささやき声なども聞き取れない程度という結果に。
意外だったのは、言葉の聞き取りに関しては右耳より左耳のほうがよかった点。
でもこの言葉のテストのとき、音が割れて聞こえることがしばしばあったんです。機械の調整したほうがいいんじゃないのかな?なんて思いました。
結果を聞いたあと、私の耳の弱点である部分を聞き取りやすく調整した補聴器をお試しすることに。
老眼鏡をかけるときに邪魔にならない、耳穴に装着するもので、電池ではなく充電できるものにしました。
入っているこのケースが充電器を兼ねていて、向かって右が右耳用、左が左耳用。装着すると音が流れます。
最初に耳に入れたときはイヤホンを付けたときと同じような感じだったけれど、自分の声が大きく聞こえるのには閉口しました。耳を抑えながら話しているあの感じ。
風の音もより大きくゴーゴーと鳴り響き、耳の中に水が入ったときのような感じがしましたね。
テレビの音なども、リアルな耳で聞くのとちょっと音質が変わって聞こえます。
まだ使って間もないのだけれど、今回は多分試すだけでお返しすることになりそう。
値段が高いのが第一のネックで、このお試し用が充電器込みで両耳284000円。これはまだお値打ちタイプで、これの高いほうの機種になると両耳で544000円。
カタログを見ると、補聴器自体は消費税非課税とありました。充電器は消費税込みで44000円・・・って、高いですよね、すごく。
買うのは次のバイトが決まったら、にしようとお試しを始めたばかりのときはそう思いました。確かに聞こえる音の範囲が広がったように感じるけれど、特に聞こえを補ってもらっている
高音域の音の質があまりよくないように感じられたから。
女性の声が割れているように聞こえるんです。ピアノの音などもそんな感じ。そういうのは微調整すれば改善されるかもしれません。
そういうところが気になって、買うのを先延ばしにしようと思ったけれど、待てよ、と心の声が。
次のバイトの面接時、補聴器あったほうがよくない?そりゃあ確かにそうだ。でも高いなぁ・・・・・・
買う買わないの結論は来週まで先延ばしにして、よく考えます。
そういえば言葉の聞き取りですが、私の場合右耳が85%、左耳が90%の聞き取れていて、会話での理解度は充分問題ないそうです。この数値が低いと、補聴器でいくら音を補っても
相手の言うことを理解することが難しく、筆談など他の手段も必要になるのだそう。音や言葉って、耳だけじゃなく脳で理解して初めて聞いていることになるってことなのね。
さて、今日は朝ごはん抜き。特定健診を受けるためです。
先月までバイトで社会保険に加入していたため受けられなかったんですよね。国保に戻ったので、堂々と受けられます。
ただ私にとって何がつらいかって、食事を抜くことくらいつらいことはない。力の出ないアンパンマンみたいなものです。さっさと受けて、帰ったらしっかり栄養補給しなくっちゃ。