もしかしたら気にしている方もいらっしゃるかもしれない、ツマグロヒョウモンの羽化のその後。
先週火曜日に2匹並んで羽化してから、ずっと羽化数ゼロが続いています。
それどころか、お天気がいいから今日は羽化するだろう、と思っていた土曜日。サナギのひとつが落下するという思わぬ事態が起きていました。
ずっと気にしていたのでその日はちょくちょく様子を見ていて、昼下がり買い物から戻ったあとに見たときはまだ植木鉢についていたのに、夕方6時前に見た
ときには床の上に落ちていました。
3つ等間隔で並んでいた真ん中のサナギで、それだけ風が強く当たるということもないはず。
さっきも見てきましたが、落ちたサナギはもちろん、他のサナギにも変化はありません。
う~ん、これって、もう蝶になれない、ってこと?
最後の幼虫がサナギになったのが16日で、そろそろ2週間。羽化してもおかしくない日数が経過しています。
もう少し様子を観察したいと思っていますが、サナギになってもすべてが羽化できるわけじゃないんですね。
セミの幼虫なども、土から出てくるのに力を使い果たして、羽化出来ずに息絶えてしまっているのを見かけることがあります。
後の方でサナギになったものは少々食糧難だったから、もしかしたらエネルギー不足だったのかもしれません。
全てのサナギの羽化を見届けるというハッピーエンドを想像していた私ですが、ファーブル生活の終わりはかなり寂しいものになってしまいそうな予感が
しています。