一週間ほど前に書いた孫の誕生日プレゼントの件ですが、やっと決まりました。
室内鉄棒だとかプラネタリウムだとか、結構値の張るもののリクエストが多かったけれど、結局のところモンシロチョウの幼虫観察で高まった昆虫への好奇心もあって、昆虫図鑑となりました。
しかし、数多ある昆虫図鑑のなかでこれ、と絞るのがこれまた難しくて。
検索して、お薦めの図鑑を紹介しているサイトを見ても、どれもよさそうで選べないのですよね。
昔は昆虫図鑑と言えば、ずらーっと昆虫の精密なイラストが並んでいる、というイメージでした。うちにもそういう類のポケット図鑑があって長年重宝しています。
でも今はDVDがついていたり、イラストではなく写真のものも多い。中には捕まえた昆虫をどう育てるか、などとレクチャーするものも。
その中から私が自分で「これ見てみたい!」と強く思ったのが、イモムシとケムシに特化した図鑑。
表紙には見たこともないような幼虫がずらーっと並んでいます。自然の造形とは思えないほどユニークなものばかり。
でも、いくらモンシロチョウの幼虫を観察していたとは言っても、この写真はグロいと思うかも・・・・・・
そしてもうひとつ、昆虫の生態を伝えるページや躍動感のある写真が魅力的だったもの。こちらも捨てがたい。
いずれにしても、母親である娘にまずはご相談、ということでそのサイトのリンクを送って反応を待っていたら、なんと、イモムシケムシがすぐに「確定」。
幼虫観察で「耐性」が出来たんですって(笑)。
そしてもうひとつ選んだのが、私が選んだものと同じもの。ちょっと違ったのは、私は同じ図鑑のポケットサイズのものを選んだのだけれど、娘と婿さんは通常版がいいとのこと。
まぁこの2冊なら合わせても4千円ほど。こちらのお財布にも優しいし、すぐに孫が飽きてしまっても母親と私が楽しめそうです。
以前NHKの「美の壷」で図鑑を取り上げたものを観ました。
そのときに、昆虫の細密なイラストを描いている様子を紹介していて、それはまさしく「美」と呼ぶにふさわしいものだったこともあって、イラストを使った図鑑も捨てがたいなとは
思いました。
でも今どきの図鑑の写真も侮れない。躍動感のある写真がとても多くて、動いている様子、特に飛ぶ瞬間などをじっくり観察できるのは写真ならでは。
誕生日はまだだけれど、送る手配はこのあとしようと思っています。次に孫のところへ行く楽しみが増えました。