今回の畑でのお天気は、初日は雲が多めでときどき日差しが陰ったこともあって、農作業には楽な一日。昨日も時折思い出したように小雨が降ってきたりしましたが、土を耕す作業は
終えていたので影響はありませんでした。
ただ今回も昨日の朝くらいから花粉症の症状が怪しくなってきて、朝から頓服のお世話になっていたのですが、名古屋に戻る途中からどんどん症状がひどくなって、毎晩つけている日記も
書けないままになってしまいました。今朝も起き抜けはティッシュが手放せなかったけれど、ようやく落ち着いた感じです。
まず今回の収穫から。
きっと収穫期になっているはず、と思っていたレタスが予想どおり・・・いや、予想以上に育っていました。
こうして写真にすると、とてもいい感じに見えますよね。でも、さにあらず。少々成長しすぎていました。
収穫して手にとるとずっしり。キャベツと違うんだから、もっと軽くないと。と、素人農家の私は思っています。見た目より軽くてふんわりしたのがおいしい。
多分1週間早く採っていたらもう少しいい感じだったのに、と思いました。ここまで重くなると、茶色く変色した部分がすぐに出てきて、苦みも少し強い。
まぁ苦みは抗酸化物質?と思うことにしましょう(苦笑)。
ほぼ全部収穫したら、こんな感じに。
・・・多分80、はあると思う。
昨日の朝、収穫したばかりの写真なので切り口もきれいですが、今朝見たらかなり「残念」になっていました。まぁ仕方ないですね。入れる冷蔵庫もないし。
帰宅後ご近所さんに配ったり、明日相方がお茶のお稽古のときに持って行くと言っていて、ある程度は減ったものの、しばらくはレタス三昧の日々になりそうです。
レタスのほかに収穫期を迎えていたのが、ニンニク。
去年の秋に、畑のご近所さんからいただいた一片ニンニクというのを植えて、この前は伸びた花芽を切って食べたことを話したと思いますが、葉先が枯れてきたしお店の産直コーナーでも
売られていたので、そろそろだなと。
試し掘りをしたらごろん、と大きなのが出てきました。10個ほどだったので、スコップを使って私が収穫。
根がかなり土に食いついていて力が要りましたけど、たった10個だし。成果はこんなふう。
新玉ねぎ、ですか?みたいな大きさ。
ずいぶんと立派に成長したのはいいけれど、種にした一片ニンニクと形が違いすぎません?だいたい「一片」じゃないように見えるものも。
そんな「一片」じゃなさそうなものをばらしてみることにしました。
・・・・・・これじゃホワイト六片、いや、五片?
大きいけれど、とても一片ニンニクとは言えない姿形。
ちなみに左手にある小さなものは、外側に出来た言わば「子ども」。
見た目は新玉ねぎでも、においはやっぱりニンニクで。でも普通のものより少し弱いような気がします。
収穫したもののうち、こんなふうに分かれてしまったものと、分かれていないように見える(未確認)ものがありましたが、さてこれ、保存はどうする?
なんでも冷蔵庫のチルドルームに入れておくと芽の出るのを抑えられるらしいので、吊るして乾燥させて保存するのと両方やってみようかしらん、と思っています。
さて、昨日の朝食後。相方が前の晩にざっと手洗いした仕事着などを家の外の軒下にある竹竿に干そうと外に出た、と思ったら
「危なかったーっ!」と慌てて家に駆け込みました。どないしたん?
「スズメバチだって、スズメバチ。今本当にチップしそうだった」
なんと、その竹竿にかけてあったいくつかの黒いS字フックに、スズメバチが営巣していたのでした!ギャーッ!!
ほぼ毎年、畑の家や物置などにハチが巣をかけるのですが、スズメバチは久しぶり。前日の夕方にざっと見回りしたのに、ちょうど陰になって見にくいところに黒いフックなので、
全く気づきませんでした。逆に言えば、すごく危険だったってことよね。
幸いまだ作って日の浅い巣で、大きさはテニスボールの上半分くらい。相方にチップをくらわそうとした女王バチはとりあえず仕事をしに出掛けたようなので、この隙に、とハチ用のスプレーを
噴霧、その後巣を相方が叩き落しました。その巣の中身がこれ。
巣の部屋に見える白いのが卵。まだこんな段階で気がついてよかったです。
この巣がかけられていた場所は、台所の窓のすぐ横。私がいつも開けないほうの窓の外側で、室内からはほぼ見えない場所なんです。その点では営巣に適しているようにみえますが
実はこの場所、屋根に雨樋がなく雨がたくさん降るとかなり濡れてしまう場所。スズメバチの巣ってすごく大きくなるじゃないですか。大きくなったら絶対雨漏り必至なのに、もっと
営巣場所はもっとよく検討しないと。
女王バチにも一応スプレーしましたが、退治出来たかどうかはわかりません。お願いだから、巣を作るならあまり人の暮らしに影響のないところにしてよね。
ハチばかりではなく、夕方外で相方と話していたあと、足首が痒くなってきて今でもまだ痒みと赤みが残っています。
靴下と足首まであるパンツをはいていたのに、ほんの少しだけ出来た隙間のところを何かに刺されたようですね。
自然が豊かなのもいいのですが、こうした虫などに悩まされるのはやっぱりあまりうれしいものではありません。でも私たち人間が彼らの生息地にお邪魔しているのだから、そこは
うまいこと共存共生の道を探したい。
そうそう、今回相方が「見たことない花が咲いてたけど、あれ何だ?」というので、スマホ片手に見つけた場所へ出向いてみると、こんな花が。
おや?この花の形はスイカズラ。でも白い花の先がほんのりピンク色。普通のスイカズラは金銀花とも呼ばれるように、咲き始めは白でだんだん黄色になるんだけど・・・
などと思いつつ、Googleの検索窓で写真を撮ってみると、「ニオイニンドウ」と出てきました。スイカズラは漢字で書くと忍冬。「にんどう」とも呼ぶのでスイカズラの仲間のようです。
たしかスイカズラにも香りがあったはず。このニオイニンドウも淡いよいかおりがしていました。
よいかおりと言えば、今朝台所の窓から甘いくちなしのかおりが漂ってきました。起きてすぐには、今年初のカナブンともご対面。季節が進んでいますね。
今日は二十四節気の「入梅」ですが、そろそろ梅雨入りかな。