先日ヘアカットに行ったとき、向かいにあるスーパーに立ち寄りました。
このスーパーで売っているミニクロワッサンが、5個100円税抜という値段にもかかわらず、かなりのクオリティ。相方がクロワッサン好き、しかも表面に甘い
艶出しのためのジャムなど塗っていないという好みにも合致しているので、帰りには必ず買って帰ることにしています。
そのパンだけでもかなり罪な存在なのに、たまにしか行かなかったり、初めて行ったスーパーでは必ず立ち寄ってリサーチするものがありまして。
それは、米菓コーナー。あられやおせんべいの売り場です。
いつの頃からだったか、次姉の影響であられやおせんべいが好きになりました。
でも米菓全て大好き!というわけではなく、結構好みがうるさいんです。
まず、堅めでなくてはいけない。サクサクしたのはたまにはいいけれど、歯ごたえのあるものが好き。でも最近は歯を大切にしなくてはいけないと思って
いるので、あまりにもハード過ぎるものは心を鬼にして(いつも鬼とちゃうの?)手を出さないようにしています。
そして、甘いのもダメ。ザラメ糖のついたものなど、もってのほか!お醤油味のもののなかにも、少しだけ甘さを感じるものがありますが、それも却下。
あくまでキリっとした味わいであってほしい。
たまに一袋のなかにいろいろな味のあられが入っているものがありますよね。そういうのには必ずと言っていいほど甘めのものが入っていますが、私は苦手な
味のものから攻めていき、最後に一番好きなもので締める、というのがいつものパターン。
歌舞伎揚げみたいなのも小さいならいいけれど、大きなおせんべいサイズだと遠慮したい。
で、先述のスーパーの米菓コーナーで数々の米菓とご対面。
すると、私の好きな商品が結構とり揃っているではありませんか!おぉ~、なんて魅力的なラインナップなんだ!!(目がハート)
ただ、いつも買っているより高めの値段設定になっているので、近くで買えるものは却下だな・・・などと思いながら、珍しいものはないかと見ていると
このパッケージが目にとまりました。いかにもおいしそう!!
金吾堂なら、味に間違いはないはずだし、ということでお買い上げ。写真見ればわかりますね。
私の眼に狂いはなく、焼き加減、塩加減とも言うことなし。あぁ、幸せ・・・・・・こんなおせんべいひとつで幸せ感じられるなんて、めでたい奴なわけですけど、
ひとつ問題が。
それは、次から次へと食べ続けてしまうこと。もう少し塩気が強かったりしたら数枚で止められると思うのだけれど、そこが実に程よいんですよ。
見えない糸があっておせんべいをつないでいるんじゃないのか?と思えるほど。
元はお米ですからね。糖質たっぷりで、中性脂肪値も高い私には悪魔の食べものではあるんです。
でも、あられやおせんべいのない人生なんて。そんな味気ない人生なら、いらない。死にたくないけど。
きっとストレスが溜まっている状態で食べ始めたら、一度に一袋食べきってしまうんじゃなかろうか、と思いますが、幸い今のところそこまでのストレスも
ないので、珍しく理性で食欲を少しはコントロール出来ています。
あまりにおいしかったので、もしかしたらしょうゆ味もイケるんじゃないだろうか?とメーカーのサイトを見ると、あるある!すごくおいしそうです。
「濃厚二度づけ煎」ですって。これはあのスーパーにもなかったように思います。
取り寄せてまで食べようとは思いませんが、一度食べてみたいものです。
こんなふうに甘いものよりはしょっぱい系が好きな私と違って、相方はしっかり甘いもの好き。あんこもチョコも大好物です。
職人の性と申しましょうか、午前と午後にお茶休憩は欠かせません。そしてお茶菓子も。
甘党なので甘いお菓子を持たせていますが、米菓と比べると値段がやや高いように思うのは私だけでしょうか。
安くても200円、税抜で280円前後のものが多いような気がします。あられやおせんべいは高くても250円くらいなんだけどな。
彼はほぼ毎日欠かさず甘いものを食べているにもかかわらず、太りもしなければ中性脂肪も高くありません。実にうらやましくて。もっとも私がいくら食べても
太らない体質だとしたら、米菓が家計を圧迫するかもしれないのでちょうどいいのかもしれませんね。
ここでもうひとつおまけの話。
クロワッサンもおいしいそのスーパーのパンコーナーで、もうひとつ推しパンがありまして。
それは、厚切りかつサンド。
結構な厚さのかつにソースをしみ込ませたものが挟んである、ただそれだけなんですが、そのシンプルさがかえっていいんです。
2つ入りと1つ入りのとあって、私がお昼がわりにするときは1つのものにしています。相方にも買って帰って、トースターで焼いてだしましたがそれも
またいい。
2か月に1度くらいしか行かないところなのでいいですが、ここが近くにあったらかなりヤバいことになることでしょう。
今日のタイトルはまるで、狂言「附子」のような。大抵の人はそういうやめられない「毒」をお持ちのはず。さて、あなたにとってのおいしい「毒」は何でしょう。